ー とんこつしょう油スープ、チャーシューの代わりにのる豚バラ肉ともに、濃厚で甘めの味付けが特徴の徳島ラーメン。すき焼き風の味と言われる、この徳島ラーメンで人気を集めているのが「徳島ラーメン東大」です。内藤社長が飲食業界に参入したきっかけとは?
小学生の頃からラーメン店主になることを決めていました!父親が会社経営をしていたこともあり、漠然とどこかに勤めるというよりも自分で会社経営をするというイメージを持っていました。私は三男だったため父親の会社を継ぐことはないというのも、自分で事業を興すという想いにつながっていたのだと思います。そのような環境で育ったため、次第に幼い頃から好きだった「ラーメン」での独立を考えるようになりました。
ー 小学生の頃からの夢をかなえられたのですね!
そうですね。夢を抱いてからは、ラーメン店主になるという目標に向かってまっしぐらです。高校卒業後、辻調理師専門学校に入学。卒業後は「まずは一流を学ばなければ」との思いから、大阪駅周辺にある有名ホテル内の中華料理店などで修業を積みました。仕事に慣れてきた頃、ラーメン店経営のノウハウを学ぼうと大手ラーメンチェーン店に就職。25歳で独立しました。
ー 独立することになったきっかけとは?
もともと23歳から25歳の間に独立するつもりでいました。自分で決めた独立までの期限である25歳の時に、応神町(徳島県徳島市)で中華料理店を閉店すると知人から聞いたのです。翌年、その物件で念願のラーメン店を開業しました。オープンして1ヶ月は月170万~180万円の売上しかなかったのですが、メニューに「徳島ラーメン」と表記し、味の改良を行ってから、客足が伸び、毎月売上が右肩上がりになりました。当時は他に「徳島ラーメン」とメニューに掲載しているラーメン店はなかったため、多くの方の目に留まったのだと思います。
ー メニュー名を変えただけで、そんなに変わるのですか?
そうですね、自分でも驚きました。その後は客足も安定してきて、順調に国内で店舗数を拡大。そんな中、あるメーカーの方から、「アメリカで徳島ラーメンを出店したい」と仰っている日本人の方がいると、お話しをいただきました。その日本人の方は「東大 京都店(京都府京都市)」に来店されて、徳島ラーメンに興味を持たれたようです。
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