ー 洋食のエッセンスを盛り込んだタイ料理が大人気の「THAI FOOD PUB CONROW」。野中社長が飲食業界に入るきっかけを教えてください。
今振り返ると、高校時代に洋食店でアルバイトをしたことが飲食業界に入るきっかけですね。そこでたまたまキッチンに配属されたことで料理の楽しさに目覚め、高校卒業後は武蔵野調理師専門学校(東京都豊島区)に入学しました。
ー タイ料理店の経営をされているということは、専門学校でタイ料理の勉強をされたのでしょうか?
いいえ。タイ料理に出会ったのは、専門学校を卒業してからです。卒業後15年間は、ホテルで洋食のシェフとして勤務していました。その傍ら、独立した先輩が経営するタイ・ベトナムレストラン「クロープクルア」でお手伝いをしていたのですが、そこで初めてタイの焼きそば「パッタイ」を食べました。「こんなに調理が簡単で、おいしい料理があるのか」と感動したのを覚えています。
ー なるほど。そこからタイ料理での独立につながっていくのですね。
そうですね。飲食業界に入った頃から「いずれ独立をしたい」という想いはありました。当初は現実味のない夢でしたが、タイ料理を知ったことで少しずつリアルになっていきました。
数店舗のタイ料理店で修業を続け、30歳を過ぎた頃、気に入る物件が見つかり独立に踏み切ったのです。
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