海外店舗について

ー　価格設定はいかがですか？
カジュアルラインを目指しているので、全体的にその近隣と同額か、もしくは下回るぐらいの価格設定にしています。
ターゲットも現地の方に設定しているので、現状8割程度が現地のお客様です。

ー　日本と海外でメニューは変えていますか？
基本的に同じですが、海外ではメニューのバリエーションが特に大事なので、 もともと居酒屋だったからこそメニューが豊富である点は強みです。

ー　現地スタッフの特徴はございますか？
国によって、まったく違います。
日本人はマニュアル通りに効率性・生産性を求めて仕事を行うことが特徴で、海外のスタッフは効率などに関しては得意ではない反面、日本人が苦手としている臨機応変力があります。
マニュアルや仕組みにはめようとすると、うまくいかない可能性があります。

今後の展望

ー　海外で人気のある業態はなんでしょうか？
海外の方は社交性があるので、“THE JAPANESE”という日本のLIVE感がはまります。
当社の店舗で言えば、日本の漁港を模した空間の演出や、しゃもじで炉端焼きを渡すといった1つ1つのパフォーマンスは大切で、人気です。
しかし、そういった業態では“人力”が最も重視されます。
“人力”に依存すると人件費も高額になりますし、結果として多店舗展開をするには難しい部分が多くあります。

ー　次にお考えの“人力”に依存しない業態はございますか？
定食屋のような昼業態、食事業態を考えています。
海外でも通用するおすしやおそばなどの王道の業態もやりたいです。

ー　出店予定はございますか？
2018年12月現在、2店舗出店の予定があります。
また、3月には中国の深圳で「北の炉端」という業態をオープン予定です。
建設予定の高級複合施設内で、街をつくろう！というプロジェクトがあり、その一角のJAPANESE横丁にご縁があり出店させていただきます。

ー　最後に、ゴールを教えてください！！
7年間コンサルティングをやっていること、海外での15店舗程の出店経験などからノウハウはあるので、海外も含めよりさまざまな側面でのコンサルティング事業をやっていきたいです。
海外進出したい方にとって、言語やパートナー様の面で多くの障壁があるので、そちらのサポートなどをしていき、プランズをさらに大きくしていきたいです。

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