初めての海外出店

－初めての海外出店から、2ヶ月（2019年8月の取材時点）がたちました。
早いですね。まだまだ店舗運営としては未知数ですが、お客様からは価格と品質を踏まえたありがたいお言葉をいただいております。
和食が多いシンガポールで成功するということは、今後どれくらい海外に展開できるかの大きな指針になっていくと考えています。今は、着実にこの1店舗を安定させることに専念しています。

－　できるだけ早く軌道に乗ることを目標にしているということですね。
そうです。シンガポールは、不動産、人件費、素材のすべてが日本よりも高価です。利益を出すのはもちろん重要なのですが、まずは一人でも多くのお客様に来店いただき、ファンを作ることを最優先にしています。

ー　土台作りは順調でしょうか？
オフィス街に出店しているのですが、ローカルの方は日本人と違い、平日のランチ後に店内でゆっくりされる傾向があります。ランチの回転率が下がるので、課題と言えばこのあたりでしょうか。今は周辺のオフィスに足を運び、新規顧客の開拓に専念しています。まだまだこれからです。

今後の展開・夢とは

－　今後の海外での展望について教えてください。
海外での挑戦はスタッフにとって意気込み・やる気にもつながると思っているので、現地のパートナー様と連携し、ますます事業を拡大させたいです。まずは、シンガポールで安定的な運営ができるようにし、5店舗まで展開を広げるのを目標にしています。

－　国内でも、店舗展開を加速させていく予定だとか？
国内は関西を中心に展開していたのですが、2018年より中部に進出を始めました。どの店舗も好調ですが、特に「にぎり長次郎」明石店（兵庫県明石市）が非常に勢いがあります。新たな地域だけでなく、関西にもまだまだ出店余地がありますので、今後も増やしていく計画です。

－　最後に、CHOJIROの夢を教えてください！
活気あふれるおもてなしの心でお客様をお迎えし、おいしいお寿司を提供する「地域一番」のお寿司屋さんを目指しています。「晴れの日には長次郎へ」となるような記憶に残る店づくりをする、その地道な努力が日本一の回転寿司チェーンに成長する礎となると確信しています。
また、現在成長中の若手社員が海外店舗に挑戦できるように、シンガポール以外の国にも出店を拡大させたいです。

※1シンガポールドル＝約76.4円で計算

店舗情報