ホーム > トップインタビュー > 【TOP INTERVIEW】麺や偶もとなり 島袋博昭氏

【TOP INTERVIEW】麺や偶もとなり 島袋博昭氏

  • 友だち追加

現地食材のみを使用して味をローカライズする必要性

ー 国内での出店と違いはありましたか?
商業施設内にオープンしたのですが、テナント料が高額なことに驚きました。また、食材調達についてもまったく違いましたね。海外での出店経験がある方から、日本からの食材が多いと後々大変になることがあるので、現地での調達が必須だと聞いていました。そのため、現地で全て調達しています。現地食材を使用しているので、味のブレを確認するためにも、新型コロナ流行以前は2、3ヶ月に1回のペースで渡台していました。

ー 新型コロナウイルスの蔓延による変化はありましたか?
現地で行っていた打ち合わせが全てオンラインになり、味の確認をできなくなりました。台湾人は日本人と比べ、塩分が少なく、麺が硬いラーメンを好む傾向にあります。味わいをローカライズしているのですが、海外渡航が難しい現状では、自分の舌で味の確認をできないため、納得できるラーメンを提供し続けることが困難です。2020年7月、台湾のシリコンバレーと呼ばれIT関連企業などが集中する新竹市に隣接し、台湾北西部の中枢都市である竹北市に新店舗をオープンしましたが、写真でしか確認できていないため味に関しては不安が残っています。

「沖繩拉麵 本也 竹北店」

ー 海外進出を検討している飲食店オーナーの方にアドバイスはありますか?
信頼できるパートナーと進出することが一番大切なことです。飲食店の経営経験や会社の規模感、人柄など、そのパートナーとともに海外で戦っていけるのかを見極めることで、以降の展開スピードも変わってくると思います。

「麺や偶もとなり」今後の夢・ビジョンとは

ー 現在の店舗展開について教えてください。
国内は沖縄県に6店舗、海外は台湾に2店舗、「麺や偶 もとなり」を展開しております。現在、那覇空港内の国際ターミナルにオープン予定がありますが、海外渡航が制限されているため、利用率を見つつオープン日を検討しています。

ー 今後のビジョンとは?
近隣国で経済成長が著しいベトナム、カンボジア、マレーシア、10年ほど前から日系ラーメン店が進出を始めているドイツに店舗を展開していきたいと考えています。最終的には世界の中心であるアメリカに進出したいです。

ー 最後に「夢」は何ですか?
「麺や偶もとなり」をスタートして、素晴らしいスタッフとメンバーに出会うことができました。これからは自分の成長ではなく、スタッフや会社の成長を一番に考えて、視野を海外まで広げチャレンジしていきます。


店舗情報

店舗名 沖繩拉麵 本也 竹北店
業態 ラーメン店
店舗住所 302新竹縣竹北市成功二街19號
電話番号 +886 3 657 7010
営業時間 月、火、木、金曜11:00~14:30、17:00~22:30、土曜11:00~22:30、日曜11:00~21:00
定休日 水曜
URL https://www.facebook.com/okinawaramenmotonari
MAP
備考 総店舗数 国内 6店舗
     海外 台湾 2店舗
この記事を書いた人(著者情報)

rin

教えてASEAN編集部として日々経営者の方にインタビューさせていただいております!

Twitter、Facebook も毎日更新中です☺

  • 友だち追加

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。