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【TOP INTERVIEW】Sushi Hibiki 齊藤 誠氏

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海外出店は、毎日がサバイバル

ー 初めての飲食店出店はいかがでしたか?
オープン当日ギリギリまでカードリーダーが到着しない、備品が足りないなど、てんやわんやでしたが、お客様の笑顔を見ると出店して良かったと日々感じております。日本での修業時代の親方がお客様同士をつなげることが上手で、私もそのような場所を提供したいと思っています。ホテル内の店舗なので民族、人種とさまざまな方がご来店することからも、私の想いに適していると考えています。しかし、新型コロナウイルスの影響で旅行者の来客がなくなってしまいました。

ー 場所柄、旅行者のお客様が多かったのでしょうか?
以前は60%ほどがマレーシア在住者、残りがシンガポール人や日本人、中東系の旅行者でした。しかし、渡航が制限されたため、現在は在住者の方にお越しいただいております。マレーシアでは2020年3月18日~5月3日、店内営業はもちろん散歩など出歩くことも禁止されていました。制限が解除されてからは、ソーシャルディスタンスを取りながら営業しておりましたが、2021年1月半ばからまたロックダウンという不安定な状況が続いております。

北海道産のとうもろこしを使用し繊細に盛り付けられた天ぷら

ー 海外に進出を検討している飲食店オーナーにアドバイスはありますか?
日本では、業者との打ち合わせが完了したら後は任せ、料理とオペレーション作成に集中できると思うのですが、前述した通り海外ではスムーズに物事は進みません。料理の腕がいいだけで成功するわけではないので、全てがスムーズに進むきっちりとした環境を好む方にとっては大きなストレスを感じると思います。乗り切るには、日々「サバイバル」をする覚悟を持って進出することだと実感しています。

「Sushi Hibiki」今後の展開、夢とは

ー 今後の展開を教えてください。
親方から「一人前になったと言えるのは、弟子が店を出して自分で食べていけるようになった時だ」と常日頃言われていました。一人前の職人を育て、その後、自分の店をさらに展開していくことが次の目標です。

ー 最後に夢は何ですか?
マレーシアで日本食材を使用している店として、広告塔になっていくことです。さまざまな良質の食材を適正価格で提供することで、改めて「日本の農作物」の品質の高さを全世界の人に発信していけるような影響力のある店になります。

店舗情報

店舗名 Sushi Hibiki
業態 寿司店
店舗住所 Lot B1-04(A), Basement 1, Shoppes at Four Seasons Place KL, No 145, Jalan Ampang, Kuala Lumpur
電話番号 +60 3-2391 9008
営業時間 水~日曜12:30~14:30、18:00~22:00
定休日 月曜、火曜
URL https://www.facebook.com/hibiki.my
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この記事を書いた人(著者情報)

rin

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