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【カンボジア】高い経済成長率で成長し続ける国「カンボジア王国」

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カンボジアの経済

カンボジアのGDPはIMF(国際通貨基金)によると、2014年時点で約165億ドルとなっています。
また、国民一人あたりのGDPは1,080ドルとなっており、これは世界GDP平均の約10%にも満たない水準です。
国民の半数以上が1日2ドル未満の生活を送っており、貧困層は約828万人と推定されています。
国際連合の基準によると、「後発開発途上国」に位置付けられています。
主要な産業は農業、漁業、林業の第一次産業となっており、主に農業が盛んです。
国土の約20%が農地として利用され、そのうち約8割が水田となっています。
総人口の約30%の人々が農業を営んでいることや、生産年齢人口が総人口の約50%であることからカンボジアの主産業と言えるでしょう。
しかし農業は、労働生産性が低いため、国内需要を満たすぐらいの生産性しか無いのが現状です。
しかしながら、経済成長率は1994年から5.0%以上の水準を維持し、2004からの2007年までは10%を超える経済成長を達成しています。
2009年にはリーマン・ショックの影響を受け0.1%まで低迷してしまいましたが、翌年には6.1%の成長率に回復するなど堅調な成長を続けています。

カンボジアの今後の展開

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カンボジアの堅調な経済成長の牽引役は、主に観光業と製造業になっています。
特に製造業においては輸出向け縫製業が中心となっており、安定した経済成長を続けている事により海外投資家の投資先としてカンボジア国内への関心は非常に高くなっています。
近年、中国やタイの人件費が上昇している事もあり、第二のアジア拠点として人件費の安いカンボジアへ進出する企業が増えています。
その一方、現地で原料や材料を調達することはなかなか厳しい状況となっており、原料や材料を輸入し、最終工程の加工のみを行い輸出するといったスタイルが一般的となっています。

大きな魅力としては労働力人口の多さと言えるでしょう。
国連の人口予測では、2080年前後まで国内人口は増え続けると予測されています。
今後、安定的な労働力の確保や人件費の安さなどを考えますとカンボジアはアジア進出の第一候補に上がってくるのではないでしょうか。
この機会にカンボジアへの進出をご検討されてみてはいかがでしょうか。

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