※本記事は2020年2月19日時点の情報です。
大好評のHIGH vs LOW!
今回は在留邦人数が7万5647人と世界で4位、ASEANの中では1位を誇るタイが舞台です。
首都バンコクには、5万5081人の日本人が在留していて、これは世界2位です。
日本人にとっては、非常に住みやすい環境と言えそうですね。
※出典:外務省「海外在留邦人数調査統計」令和元年版
そんなタイですから、成功している日系飲食店も多数あると言われています。
住みやすい環境を求めて移住はもちろん、海外進出による駐在、海外出店などを検討されている方も多いのではないでしょうか。
移住・駐在・出店する際に、必ずチェックする物件の賃料についてご紹介します。
前回のベトナム編でもお伝えしましたが、不動産は国が異なると条件をそろえるのが難しいです。
ベトナム編はこちら→【HIGH vs LOW】ベトナムと日本を比べてみた~賃料編~
今回も賃料をほぼ同じに設定すると、どのような違いがあるのかを確認していきます。
比較するのは、東京とバンコクです。
■住居
タイには日系の不動産会社が多くあるため、日本人の方はこちらを利用するのが一般的。
言語に自信のある方は、賃料や手数料などが安くなる可能性があるため、現地の会社を利用することをおすすめします。
とはいえ、「英語ならまだしも、タイ語での契約はハードルが高い」とお考えの方はご安心ください。
タイでは、英語対応が可能な不動産会社が多数あります。
早速、物件を比較します。
今回は、家賃が約10万円の場合です。
※管理費・共益費:日本の相場は家賃の5~10%程。タイの物件は建物内にプールやジムなどの設備あり
表で紹介しているタイの物件はコンドミニアム。
これは日本で言う「分譲マンション」に相当するもので、タイでは家具や家電が付いていることが一般的です。
タイで長期滞在する日本人は、このコンドミニアムを借りることが多いとか。
物件所在地のエカマイ駅周辺は日本人が多く住み、BTS(高架鉄道)や高速道路の入り口が近くにあるなど、交通至便な地域。
他にも、ショッピングモールやおしゃれなカフェがあり、在住日本人に人気のエリアです。
タイでは契約時に、ベトナム同様、敷金ではなく保証金を支払います。
相場は、日本が家賃の1~2ヶ月分に対し、タイは2ヶ月分ほどです。
保証金は、退去時に部屋の補修費が差し引かれて返金されます。
管理費・共益費に関しては、オーナーが負担するのが一般的なので注意しましょう。
知らない間に、タイ語で契約書に入居者負担と書かれてしまい、後に高額な費用を請求されるトラブルもあるようです。
また、日本では入居するときに、家電や家具を購入する必要がありますが、タイでは入居時に付いているため引っ越し費用を抑えられそうですね。
コンドミニアムには、プールやジムなどの設備もあるのが普通なので、休日や仕事帰りに、それらの施設で一汗流すという利用ができます。
プライベートが充実しそうですね。
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