ホーチミン1区のはずれにある、オーダーメイドスーツ専門店WWork Style。
以前、ライターjun_Usami氏が小野澤僚子オーナーにインタビューさせていただきましたが(インタビュー記事はコチラ★)、今回は実際にオーダーメイドスーツを作ってみました!
早速お店に向かうと、お店の前には日本語の看板が…
オーダーメイドスーツ初心者の筆者と夫。
オーダーの内容等を伝えるのに、細かいニュアンスが現地語で伝えられるか不安がありましたが、日本語の看板をみて一安心。
ベトナムにあるテーラー店は、布が所狭しと山積みにされていたり、サンプルがごちゃごちゃと吊り上げられていたりするイメージですが、こちらは白を基調とした、清潔感溢れる空間が広がっていました。
まずは布地選びから。
どのようなスーツを作りたいかを具体的に伝えると、オススメの記事を紹介してくださいます。
布地が決まったら、採寸、デザイン選びへ。
一口にデザイン選びといっても、襟や袖のボタンの付け方やポケットの位置など、本当に細かい部分まで決めていきます。
細かい部分まで決めるなんて、初心者には難しいかも…と思うかもしれませんが、そんなことありません!
一つ一つの箇所に対して、「どうしたいですか?」ではなく、「これとこれ、どちらが好きですか?」という風に聞いてくれます。
実際の商品を使って二択で選ばせてくれるというシンプルな注文方法なので、スーツ初心者にも実際のスーツのイメージが湧き、分かりやすいのです。
ここまで決めたら、その日は終了。
数日後、一度仮縫いした状態で着心地を確認します。
まずはジャケットがきつくないかを念入りにチェックしたのち、ズボンを履いて屈伸した時や、椅子に座った時の様子も確認。
その時の着心地などが出来上がりに活かされるので、ここはオーナーのアドバイスを聴きながら、時間をかけてじっくりと試着するのがポイント。
その後、スーツのボタンのデザインや裏地のデザインを決め、出来上がりの日を待ちます。
いよいよ、完成したスーツを受け取ります!
夫は初めてのオーダースーツに嬉しさを隠せない様子。
顔をほころばせながら、出来立てのスーツを試着します。
旅行で日数に余裕のない方もご安心を。
仮縫いの段階まで終われば、日本へ送ってもらうことも可能です。
夫のスーツ完成を見た、一緒にホーチミン旅行をしていた友人もワイシャツを注文することに。
布選びはもちろん、襟の様子やボタン、袖口に至るまで、細かくオーダーを聞いてくれます。
自分たちが細かく注文を伝えなければお店側の好みで作られてしまうという地元のテーラーが多い中、細かいところまでしっかり確認してくれる、そんな丁寧さがとても印象的でした。
さて、実はこの友人、スーツに関する知識も豊富。
「せっかくオーダーするのだから」とこだわりもあるようですが…
今回注文してみて、日本ではなかなか選ぶことのできない色や柄を選べることや、フルオーダーならではのフィット感や立体感に大満足の様子。
「とにかく細かく指定できるし、お得。作ってみる価値はあると思います!」と語ってくれました。
筆者がWWork Styleの存在を知ったのは、友人からの口コミ。
筆者の夫がスーツを作る予定だったため、「感じが良いお店があるよ」と教えて貰ったのがきっかけです。
実際に筆者がお店にいる間も、日本人観光客やベトナム在住の会社員など、かなりの日本人が訪れていました。
中には、以前スーツをオーダーした方が、別の友人を連れてきている方も…
口コミで広まっている様子を目の当たりにしました。
今回実際にスーツを作ってみて、WWork Styleが口コミで広まるのは、「日本人がオーナー!」という謳い文句だけではないと感じました。
スーツの出来はもちろんですが、素人にも優しくわかりやすく説明してくれる丁寧な接客、オーナーの活き活きとした表情や話す時に感じる暖かさが、とても印象的でした。
日本では50,000円ほどかかることもあり、オーダースーツはなかなか手の出ない高級品のイメージですが、なんとこちらでは15,000円から作ることが可能。
このお値段なら、とチャレンジしやすいのも、人気の一因かもしれませんね。
勝負服として、誰もが一着は持っていたいスーツ
程よく身体にフィットするスーツは、身も心も引き締めてくれます。
ホーチミンにお越しの際は、WWork Styleでスーツを仕立ててみてはいかがでしょうか。
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