記者)人気の秘密は?
ガイさん)日本にはないブランドだからといって「なんちゃって日本食」になってはいけないと、特に味や技術についてはおろそかにしてはいけないという気持ちで妥協せず取り組んできました。OMUの人気メニューに「ふあとろオムライス」がありますが、導入に際してはヘッドシェフと私、妻の3人で約半年間ほぼ毎日研究と味見を重ねて作り上げました。
ソースのバリエーションも工夫しました。トマトソース、ホワイトソース、デミグラスソース、ハヤシソース、和風ソース、カレーソース、最近では麻婆豆腐ソース(中国)、ミネストローネスープソース(イタリア)、グリーンカレーソース(タイ)、レッドカレーソース(タイ)など様々なソースを開発しご用意しています。またこれからコリアンソースやメキシカンソースなど開発中ですがなかなかうまくいきません(笑)。特にセントラルワールド店はいろんな国々のお客様にお越しいただいています。
記者)タイ人と日本人の好みの違いはありますか?
ガイさん)タイ人は、例えば「厚熱とんかつのデミグラスソースオムライス」や「おむ特製オムカレードリア」など、お皿の上にいくつも盛ったり重ねたりしたのが大好きですね。一方で日本人の主婦のお客様が好きな醤油ベースの和風ソースなどのシンプルなオムライスはタイ人のお客様にはあまり受けは良くありません。
記者)今後の展開について。
ガイさん)この数年で一気に展開してきましたので年内は各店の味や技術、サービスの向上に努め出店は状況を見ながら慎重に進めていきたい。ご来店されたシンガポールやインドネシアなどアセアン諸国のお客様などから、母国でOMUのフランチャイズが出来ないかといった引き合いを多く頂いており、現地の良いパートナーとアセアン諸国へ進出をしていきたい。
一方で、まだ具体的にはお話できませんが(笑)、妻とタイ料理のある専門店を東京に作ろうと計画中です。近くオープンしますので楽しみにお待ち下さい。
記者)ありがとうございました。
この数年、しゃぶしゃぶ店、寿司店、居酒屋、スィーツ店などバンコク発の人気日本食専門店が、アセアンの他の国へ進出し成功している例がよく聞かれるようになった。日本から進出するよりも、同じ東南アジアということでローカライズしやすく、撤退率も低く抑えられているようである。バンコク発のオムライス専門店OMUのタイとアセアンでの今後の展開に注目していきたい。
OMU おむ Japanese Omurice &Café
■パークレーンエカマイ店
TEL: 02-382-0138
11:00-22:00
定休日なし
席数:約80席
■セントラルワールド店
(6F ZoneA)
TEL: 02-658-6566
10:00-22:00 (Last order 21:15)
定休日なし
席数:約100席
■シーロムコムプレックス
(2F)
TEL: 02-632-1088
10:30-22:00 (Last order 21:15)
定休日なし
席数:40席
■HaHaプラザ店
(1F)
TEL: 02-022-0045
11:00-21:30 (Last order 21:15)
定休日なし
席数:40席
■ザ・モール・バンカピ店
(4F)
TEL: 02-704-9339
11:00-22:00 (Last order 21:15)
定休日なし
席数:40席
■ザ・クリスタルSB ラチャプルック店
(2F)
TEL: 02-102-5621
月~金 11:00-22:00 (Last order 21:15)
土~日 10:00-22:00 (Last order 21:15)
席数:約100席
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