【マレーシア】マレーシアの若い女性に人気の日本カフェ「CHIZU & HONZU」

今回はマレーシアの若い女性に人気の日本カフェ「CHIZU & HONZU」をレポートします。
場所は、クアラルンプールの中心駅であるKLセントラル隣のショッピングモールNUセントラルにあります。

マレーシアの若い女性に人気の日本カフェ「CHIZU & HONZU」はクロワッサンと飲むチーズのカフェ

「CHIZU & HONZU」は、クロワッサンをメインに売っている「HONZU」と、飲むチーズをメインに売っている「CHIZU」という店を合体した店です。
メインのメニューは上記ですが、他にもタピオカドリンクやコーヒー、おでん、ケーキなど様々なメニューが揃っています。
味もオーソドックスなものを揃え、東南アジア全域に人気のタピオカがあるなど、完全に日本のメニューというよりは、一部が日本ならではのメニューになっています。

がっつり食べられるものは売っていないため、軽食目当てや友人とお喋りする、リラックスするなどの目的で入る方々が多いようです。

マレーシアの若い女性に人気の日本カフェ「CHIZU & HONZU」のメニューと価格帯

クロワッサンがメインの「HONZU」では、プレーン味、チーズ、チョコレート、レモン、ラズベリー、ガーリックなどオーソドックスな味が多く、日本ならではの味つけは黒ごま、明太子、抹茶です。
価格は2.9〜5.9リンギット（約78.3円〜159.3円）までです。

飲むチーズがメインの「CHIZU」では、チーズドリンクメニューが飲むチーズ（チョコレート、コーヒー、ココアラテ、オレオバナナ、抹茶あずき、ピンクギャバと梅干しとチーズをブレンドした飲み物です）、チーズティー（紅茶やウーロン茶、緑茶などとチーズをブレンドしたお茶です）があります。

価格はチーズティーが10リンギット（約270円）、飲むチーズは11~17リンギット（約297円〜457円）です。

他のドリンクメニューは、コーヒーや抹茶ラテ、チョコレートドリンク、タピオカドリンク、マキアート、フルーツティーがあります。

食べ物のメニューは、おでん、ケーキ（チーズケーキやチョコレートケーキ）があり、おでんは1つ1~2リンギット（約27~54円）、ケーキは10リンギット（約270円）ほどです。

マレーシアの若い女性に人気の日本カフェの人気メニューはおでん、タピオカドリンク

様々なメニューがありますが、最も人気なメニューはおでんとタピオカドリンクです。
メインで売っている飲むチーズやクロワッサンを頼んでいる人は多くいませんでした。
飲むチーズに関しては見慣れない上に値段も安くはないので、挑戦するのに少し抵抗感があるのかもしれません。

クロワッサンに関しても、実際に食べてみましたが値段の割には小さいのであまり満足感が得られず、また、温かくないので最も美味しい状態で食べられないことが理由かもしれません。

おでんについては、ファミリーマートでもマレーシア人に人気なようにマレーシアで受け入れられている日本食の一つのようです。

ここで売っているメニューは、フィッシュケーキ、大根、金フィッシュロール、イカアナログ、ちくわ、超大フィッシュバー、フィッシュ大豆ケーキ、チキンフチョウクなど日本語で見るとちょっと変わった名前のものが多かったですが、「フィッシュケーキ」は魚の練り物など、写真と名前である程度中身を推測はできるようです。

マレーシアの若い女性に人気の日本カフェの顧客層はマレーシア人の若い女性

顧客層はマレーシア人の若い女性が多く、外国人や日本人はほぼいませんでした。
「CHIZU & HONZU」が入っているNUセントラルショッピングモール自体があまり外国人、日本人が多くないことも理由の一つかもしれません。
人種は、マレー系、華僑系が半々くらいで、インド系の方々はいませんでした。

若い女性顧客が一人で来てスマホをいじりつつリラックスしているか、複数人の女性顧客で来て数時間喋っていることがほとんどでした。

電源有り、wifiが速く、椅子の座り心地も抜群のためリラックスできるのも人気の一つ

「CHIZU & HONZU」は、リラックスしたり、作業するには抜群のスペースでした。
電源がいくつかの席に有り、wifiも使用できPCでYoutubeを問題なく見られるくらい速く、また椅子の座り心地も良い上に、机も広いからです。
NUセントラルには他に同じような条件のカフェが「coffee bean & tea leaf」しかありません。
スターバックスのwifiは遅く、席は硬くて机も狭いことがほとんどで電源もありません。
よって、作業目当てで「CHIZU & HONZU」に訪れている方々も何人かいました。

まとめ

飲むチーズをメインで出している「CHIZU」では、マレーシア人が見慣れない飲むチーズやチーズティーメニューより、タピオカやおでんなどオーソドックスなメニューが人気でした。
現地人が見慣れないメニューを出すときは、オーソドックスなメニューも一緒に出すと良いかもしれません。
またwifi速度や電源、椅子などの居心地の良さはカフェを作業スペースとして使う顧客にとって大事な要素の一つです。
NUセントラルのような大きなショッピングモールにも条件を満たすカフェがほぼないので競合を調査して出店場所を選ぶのも大事かと思います。