バンコクでは数え切れないほど多くのカフェがあるのですが、タイ向けに甘くしてあるため、日本人には甘すぎると感じる場合があります。
今回はそんな中でも甘すぎず日本人の口にも合う、バンコクプロンポンで日本人に人気のカフェを取材しました。
Ceresia Coffee Roastersは、バンコクの日本人が最も多く住んでいる駅の一つBTSプロンポン駅にあるカフェです。
店名に「Roasters」と書いてあるように、自家焙煎のコーヒーを出しています。
自家焙煎とはコーヒーの豆を焙煎する(炒る)段階もお店でやるということです。
それによりコーヒーの味を調節することができるため、コーヒーの味にこだわっているお店ということになります。
豆はコロンビア、タンザニア、ケニアなどから旬の豆を取り寄せています。
ドリンクはドリップコーヒー120バーツ(約408円)、カフェラテやカプチーノ、フラットホワイト110バーツ(約374円)などエスプレッソ系コーヒーがあります。
ドリップコーヒーが特に人気で少量ずつ丁寧に焙煎した豆をペーパードリップで淹れてくれます。
他にはキッシュやマフィン、クロワッサンなどパンも揃えています。
コーヒーの量り売りもしており、気に入ったものがあれば持ち帰りも可能です。
私はカフェラテを頼みましたが、他のタイのカフェとは異なり全く甘くなくコーヒーそのものの味を楽しむことができました。
顧客層は一言で言うと「コーヒーにこだわりがある」方々です。
自家焙煎のドリップコーヒーを持ち帰り、または、店内でゆっくり味わう方々が多かったです。
バンコクでは作業目当てでカフェに行く顧客と、持ち帰りのみ対応しているスタンド型のカフェに別れますが、こちらのカフェは作業スペースがあるにも関わらず作業している顧客は一人も見当たりませんでした。
顧客の国籍は日本人と、その他欧米人や中華系などの外国人がほとんどでした。
価格設定としてはタイのローカルコーヒーの25バーツ(85円)の5倍ほどするので結構高価な部類になってしまうことも影響しているかもしれません。
年代としては20台後半〜40代の男女で、一人で来ている方が多かったです。
Ceresia Coffee Roastersは日本食スーパーFUJI SUPERの目の前にあり、その他日本食の定食や日本人向けのパン屋やケーキ屋、不動産、本屋など日本人向けの通りにあります。
よってFUJI SUPERに行った顧客や、日本食の昼食を食べた顧客が食後のコーヒーを買うのに立ち寄りやすいです。
ここはバンコクで最も日本人向けの店舗が多い通りの一つなので日本人の目につきやすいです。
バンコクには自家焙煎コーヒーの店舗がいくつかあるのですが、日本人の集まるプロンポン駅近くにはCeresia Coffee Roasters以外に美味しい自家焙煎のコーヒーを飲める店舗が見当たりません。
よってコーヒーにこだわりがある日本人はここが最も便利ということになります。
プロンポンの日本人に人気なカフェである「Ceresia Coffee Roasters」の人気の理由は美味しさだけでなく立地と差別化にあるようです。
日本人が多く通う日本食スーパー「FUJI SUPER」の目の前にあり、その他日本人が通う日本食が多い通りに立地しているため、食後や買い物帰りの方々が立ち寄りやすいです。
また、そこには「自家焙煎」と言うこだわりのコーヒーのあるカフェが他にはないので差別化にもなっています。
「Ceresia Coffee Roasters」の例を是非参考にしてみてください。
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介