個人の所得が上昇すれば自然と消費者の購買力も上昇していく。
特にその上げ幅が多い分野はどこか。
やはり、生活を一段と便利にしてくれる電気機器が顕著であるといえる。
その点は高度経済成長期の日本と同じかもしれない。
そんなベトナムの電気機器市場を視察するために、今回はホーチミン市内で最も有名な家電量販店、Nguyen Kim(グェンキム)を訪れた。
場所は市内でも有名なベンタイン市場から歩いて5分圏内となっており、ベトナム人だけでなく観光客も多く見受けられた。
店内は4階まであるようで、1階がパソコン・スマートフォン、2階がテレビ・オーディオ、3階が大型家電、4階が炊飯器や電子レンジなどの調理器具関係のフロアとなっていた。
こちらは1階フロア。
大半がサムスンやOPPO、LGなどの製品となっており、日本製品のウェイトが少ない印象を受けた。やはり、ベトナムにおける韓国・台湾企業の影響力はかなり強いようだ。
2階フロアも1階フロアと大差なく、やはり韓国・台湾企業の製品が多く展示されていた。
品数自体はSONYや東芝といった日本企業のほうが優勢ではあったものの、展示スペースの広さや場所などを考えると、サムスン製の商品が一番勢いが強い印象を受けた。
カラオケが大好きなベトナム人のために、大型のカラオケセットも販売されていた。ベトナムではカラオケは最もポピュラーな娯楽の1つで、多くの家庭で上記のようなオーディオセットを備えているのだとか。
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介