ジャカルタ市内の鉄道や路線バス『トランス・ジャカルタ』を利用する際も、e-moneyが不可欠だ。
使い方は日本の『Suica』とほぼ同様である。
改札機にある認識パッドにe-moneyをかざす。
残高がなくなってきた場合は、駅の窓口かコンビニ、ATMでチャージする。
飲食店でも利用可能だ。
たとえばレストランチェーン『Solaria』は、e-moneyでの支払いに対応する。
e-moneyは、現時点において最も手軽な電子決済と言えるだろう。
クレジットカードのような審査もなければ、スマホを所有する必要もない。
インドネシア人でも外国人でも、2万ルピア出せば買うことができるのだ。
e-moneyは、いずれも銀行系のカードである。
インドネシアの人口は約2億6000万人だが、そのうちの半分は銀行口座を保有していない。
だがe-moneyは口座の有無にかかわらず、誰でも銀行が提供するキャッシュレス決済の恩恵に授かることができる。
この仕組みは、都市部はもとより農村部でも有益なものになるはずだ。
今後のさらなる普及が期待される。
【参考・動画】
Mandiri
Biar Kamu Nggak Salah, Ini Cara Tapping e-Money yang Benar-YouTube
Eating Fried Shrimp at Solaria in Malioboro Mall | Indonesian Food-YouTube
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