続いて欧米人に人気の和風アフタヌーンティーをご紹介します。
バンコクのほとんどの5つ星ホテルではアフタヌーンティーを提供していますが、目立って欧米人に人気があるのは日系ホテルであるオークラ・プレステージバンコクのアフタヌーンティー。
本場ヨーロッパのホテルよりも日系ホテルのアフタヌーンティーが人気とは、意外な感じがしますね。
一般的にアフタヌーンティーは、きゅうりのサンドイッチ、スコーン、プチケーキ、と1年中同じ内容のものを提供するのが普通ですが、オークラ・プレステージバンコクでは2か月ごとにテーマを変えて、異なる内容のスイーツを提供しているのです。
テーマは例えば、2月は雪、4月は桜、6月は北海道のラベンダー、8月は海、10月は紅葉というように、日本の季節をコンセプトに据えています。
タイの季節は、2月は冬、4月は夏、6月は雨期の始まり、8月は連日大雨ですから、オークラ・プレステージバンコクのアフタヌーンティーのテーマがタイの季節ではなく、日本の季節であることは一目瞭然。
それが日本好きな欧米人に人気の理由となっています。
重箱を重ねたように見えますが、下段は引出しになっています。
スコーンの上には桜の塩漬けが載っています。
和菓子が苦手な人でも、これなら和風スイーツを楽しむことができます。
外国人の中には、生の魚が苦手でお刺身やお寿司は食べられないという人も多いでしょう。
また、和菓子は外国人にとってハードルが高く、こしあんが苦手な外国人はたくさんいます。
しかし、食べ慣れた料理が少し和風にアレンジしてあるものは多くの国の人に受け入れられるようです。
和食に限らずどんな料理でも、日本人の感性を活かして「和のテイスト」を盛り込んで提供すると成功しやすいのではないでしょうか。
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