シンガポールは小さな国ですので、スーパーのチェーンの数はそれほど多くありません。
その中でも支店数の多いメジャーなものの紹介と、それぞれで日本食材がどのように扱われているかについて、挙げていきます。
・コールドストレージ (Cold Storage)
都心に支店が多く、価格設定は高めのチェーン。
ローカル食材に加え、欧米その他の輸入品も多く取り揃え、海外の高級スーパーの自社ブランド製品や、高級食材ブランドの製品などを扱う。
都心部で「マーケットプレイス(Market Place)」、「ジェイソンズ(Jasons)」という、さらに高級路線の系列店も展開。
HP: https://coldstorage.com.sg/
コールドストレージの支店には日本食材コーナーが設置されています。
どのお店も、醤油、麺つゆ、ドレッシング、カレールー、ふりかけ、そうめん・うどん・そばの乾麺、そしてカップ麺など、一通りの日本食が作れるくらいの種類を揃えています。
シンガポールは外食が安いため、普段は家で料理をしない人が多いのですが、それにも関わらず、パン粉やいなり寿司用の油揚げなどのマニアックなものまで置いています。
在シンガポールの日本人は約3万5千人。
全員が料理をする訳ではないので、日本人のみのためとは考えにくいです。
ローカルにもちょっとした機会に日本食を作る人がいるということでしょうか。
また、コールドストレージはほとんどの支店に鮮魚コーナーがあり、寿司と刺身のコーナーが併設されていて、寿司や刺身を食することが浸透していることを表しています。
・ジャイアント(Giant)
通常サイズの店舗に加え、日用品やインテリア用品なども扱う大型店も展開するスーパー。
郊外に支店が多く、価格設定は低め。
ジャイアントには加工食品・調味料の日本食材のコーナーはありません。
しかし、大型店舗の生鮮品コーナーでは、オーガニック野菜コーナーの隣に日本の野菜コーナーが別途設置されており、日本の食材がシンガポールにおいて、安心・安全と捉えられ、需要があることが分かります。
スーパーのチェーンはまだ他にもありますが、長くなりましたので、続きは次回ご紹介します。
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