訪日旅行客が増えたことで日本でも認知度が高まった中華圏の旧正月(春節)。
東南アジアでもシンガポール、マレーシア、インネシア、タイなどで旧正月(Chinese New Year)は祝日となっている。
旧正月は太陰暦に基づくため、毎年日程が変わる。
マレーシアでは2019年は2月5日、6日が祝日となった。
中華系マレーシア人にとって新年を迎えるだけではなく、旧正月は一年を通じてもっとも消費が活発となるため経済的にも重要な期間となる。
小売業、飲食店関連は各種プロモーションを実施する中、よく見かけるのがアンパオ(紅包=Ang Pao)を使ったもの。
アンパオとは旧正月の期間、(主に)赤いぽち袋の中に少額のお札を入れて配るという習慣だ。
よく日本のお年玉に似ていると言われることもあるが、異なる点は会社内からガード(コンドミニアムなどに在駐するセキュリティ)まで配る相手がかなりの広範囲に及ぶことだ。
このように風物詩ともいえるアンパオだが、旧正月商戦には欠かせない重要なアイテムとなっている。
実際にどのような形で展開されているか以下プロモーション事例をお伝えする。
マレーシア最大のショッピングモールと言われる1ウタマ・ショッピング・センター(1 Utama Shopping Centre)。
旧正月直前の1月16日〜2月4日までRM300(約8,135円)以上をモール内で利用しレシートを持参することでもらうことができる。
このアンパオは、シールや飾り紐などがついた豪華セットとなっており人気だ。
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