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【ベトナム】出店するならどのエリア?ハノイの4大エリア徹底解説

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キンマー通り周辺

タイ湖の南側にあるエリアで、このエリアはハノイの人に「日本人街」と称されるほど日系のお店が多い。
キンマー(Kim Ma)通りとその付近のリンラン(Linh Lang)通りには、お好み焼き専門店からラーメン店、そして焼肉レストランまで日系飲食店が数多く立ち並ぶ。
日本大使館があるのもこのエリアだ。
タイ湖エリア同様、ハノイ北西部の工業団地へのアクセスが良いことから、日本人ビジネスマンが滞在する日系ホテルやサービスアパートも多い。
今まではロッテセンター(Lotte Center)がこのエリア唯一の高層ビル商業施設であったが、昨年12月に丸亀製麺のハノイ第1号店が入ったビンコム・メトロポリス(Vincom Metropolis)がオープンした。
またビンコム・メトロポリスの隣も現在、高層ビルが建設中だ。
在住日本人をターゲットにするには良いエリアだが、日系レストランがすでに多く出店しているため、競争が激しいエリアとも言える。

HanoiArea_KimMa開発が進むキンマー(Kim Ma)通り

ハイバーチュン区

バーチュウ (Ba Trieu) 通りを目抜き通りとするこのエリアは、ホアンキエム湖の南に位置し、その西側にはトンニャット公園(統一公園)が広がる。
大きな商業用ビルは少なく、3、4階建ての店舗が立ち並ぶこのエリアは、ホアンキエム湖周辺やタイ湖周辺に比べ庶民的なエリアと言える。
ハノイ東部の工業団地に比較的近く、単身日本人向けのサービスアパートやビジネスホテルがある。
旧日航ホテル(現ホテルドゥパルクハノイ)があるのもこのエリア。
キンマー通り周辺についで日系飲食店が多く、そのほとんどがブイ・ティ・スアン(Bui Thi Xuan)通りとチュウ・ヴィエット・ブオン(Trieu Viet Vuong)通りに集中している。
お好み焼き専門店の千房(中井社長へのインタビューはこちら)など、キンマー通り周辺に1号店を出し、2号店をハイバーチュンに出すという日系レストランもある。
キンマー通り周辺と同様、日系レストランを出店するのであれば他との差別化が重要になりそうだ。

HanoiArea_TrieuVietVong1チュウ・ヴィエット・ブオン(Trieu Viet Vuong)通り

人口が年々増加しているハノイ。
街が大きくなるにつれ、各エリアの特色が濃くなってきている。
エリアの特徴を押さえて出店計画を練ってみよう。

参考URL:http://hanoirekishi.web.fc2.com/

 

この記事を書いた人(著者情報)

gecko

アメリカの大学を卒業後、旅行業、翻訳業に従事。
ハノイに来て3年目。
自宅にて英日翻訳とライターの仕事をしています。

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