2013年、カンボジアへ出店した台湾のタピオカカフェ「Chatime」。
中高生などの若年層に絶大な人気を誇り、タピオカブームに一気に火を付けたのが、このChatimeと言えるでしょう。
台湾ティーと言えばミルクティーが主流ですが、ここChatimeではスムージーやコーヒーもあります。
さらに、タピオカ・ゼリー・アロエ・小豆などを自由にトッピングでき、カスタマイズの幅が広い自由さが若者に受け入れられた理由かもしれません。
現在カンボジア全土で22店舗を展開中のChatime。
すぐ身近にあるお店として、学校帰りの学生たちから支持されています。
■Chatime
https://www.facebook.com/ChatimeCambodia/
台湾で約500店舗を展開し最も人気と言っても過言ではない、お茶を使ったドリンク専門店「50嵐」の海外ブランド「KOI Thé」が2014年にカンボジアへ出店。
前述のChatimeでタピオカブームに火が付いた後、タピオカドリンクを大人も楽しめるドリンクにしたのは、このKOI Théと言えるでしょう。
KOI Théは、オーガニックの茶葉と厳選した原材料を使用した台湾ティーです。
例えば、よく見かけるブラックタピオカはカラメルで人工的に色付けされていることが多いですが、KOI Théでは無着色で天然原料のゴールデンタピオカを使用しているなど、こだわりが光ります。
こうしたこだわりが大人世代のビジネスマンや主婦層に人気となり、広く認知されるようになりました。
シンプルでオシャレで、大人が持っていても恥ずかしくないカップのデザインも人気の秘訣かもしれません。
また、宣伝広告を一切行っていないKOI Théは、カンボジアで最も利用されているソーシャルメディア、Facebookを利用したプロモーションで多くの年齢層に知られるようになりました。
イオンモール1号店の壁面には、老若男女問わずカンボジア人が大好きな自撮りができるセルフィーブースが設けられ、多くの利用者にシェアされています。
これにより、ますます宣伝効果を得られているとも言えそうです。
■KOI Thé
https://www.koithe.com/en/global/koi-cambodia
暑いカンボジアでは、冷たいドリンクは必須です。
そんな気候条件を背景に、カンボジアでもブームとなっているタピオカドリンク。
現在プノンペンでは、他にも多くのタピオカドリンクのカフェが出店しています。
台湾系ブランドに加えて、地元の類似ブランドの進出が加速しつつあり、今後のタピオカ市場に注目したいところです。
※1アメリカドル=約108円で計算、1カンボジアリエル=約0.026円で計算
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