バンコクの町を歩いているとオーガニックフードのお店を見かけることがあります。
ベジタリアンやビーガン料理などを提供しているレストランも増えています。
欧米人のお客様を対象としたレストランが多いのは確かですが、タイ人の食への傾向に変化があることを表していると言えるでしょう。
そんなバンコクで日系のオーガニックレストラン「SUSTAINA(サスティナ)」が、日本人女性を中心に利用されています。
理由1:ロイヤルプロジェクト
タイでのオーガニックの歴史は、ロイヤルプロジェクトによって本格的に広まったと言っても過言ではないでしょう。
ロイヤルプロジェクトとは森林の減少や貧困問題、とりわけアヘン栽培をしていた山岳民族問題を解決すべく、故プミポン前国王主導によるサスティナブル(維持できる)な農業を目標として発足したプロジェクトで、有機栽培などに力を入れています。
前国王の人気もあり、ロイヤルショップでのオーガニック野菜などはタイの人々に広く購入されています。
理由2:生活習慣病による死亡率の上昇
ここ近年のタイ人の死亡理由として、脳卒中や糖尿病が上位に入るようになったことも理由の一つと言えるでしょう。
食生活の改善へと目が向けられつつあります。
日本人が多く住むプロンポンにあるオーガニックレストラン「サスティナ」は、前述のサスティナブルの継続を目指してつけられた名前だそうで、母体は1Fにオーガニックショップを構えるハーモニーライフです。
ハーモニーライフは1999年に設立。
タイ国内にオーガニック農園を持つメーカーで、野菜、果物だけでなく調味料やジャムといった食物の他、石けんなど幅広くオーガニック製品を提供しています。
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介