バンコクには人気のラーメンをはじめ、さまざまな日本食の専門店が進出していますが、とんかつも有名チェーン店がいくつか出店しています。
中でも在住者から「バンコクで一番おいしい」と、高い支持を得ているのがとんかつ店の「勝一」です。
その評価の高さや、お店のスタイルなどを探ってみたいと思います。
勝一はBTS(スカイトレイン)ナナ駅の3番出口を出てすぐの通りを奥に進んだ、スクンビットソイ11にあります。
ナナ駅周辺はオフィスやデパートが多く建ち並び、欧米人の多いエリアです。
洋食を中心としたお店が並び、多くの欧米人客を見かけます。
日本のとんかつ専門店がある場所としては、少し意外なロケーションと言えるでしょう。
勝一は、タウンハウスのような建物の2階にあります。
入り口には看板や懸垂幕がありますが、通りに面していないので見過ごしてしまいそうです。
つまりふらりと訪れるのではなく、事前に場所を調べて行くタイプのお店と言えます。
お店に入るとテーブル席とカウンター席、そしてお座敷があります。
木目調で統一された和食店らしい落ち着きのある店内は、ちょっと昭和な雰囲気を漂わせ懐かしさを感じます。
基本的に日本人がメインターゲットと言えます。
カウンターには焼酎や日本酒がずらりと並んでおり、バンコク在住の会社員がチェイサーと一緒にボトルでお酒を楽しむ姿が見られます。
あまりとんかつ屋では見かけないブランデーなどのアルコールメニューがあるのは、常連客や長くタイで働いている年配客に対応したラインアップと言えそうです。
一般的にとんかつ店は夕食の時間帯やランチタイムが稼ぎ時という印象ですが、勝一の営業開始は夕方の17時からです。
実際、筆者もランチに食べようと思い訪れたら、クローズしていたので出直したことがあります。
前述のアルコールメニューの充実具合からも、お酒と一緒にとんかつやその他料理を楽しむという要素が大きいようです。
アルコールが充実していることから、メニューには子持ちサザエや辛し明太子など、酒の肴が多いです。
まずはこれらをつまみながら一杯やって、メインのとんかつをいただく流れでしょうか。
とんかつ以外にも揚げ物が豊富です。
またスパゲッティや焼き物といった、ある種とんかつ店にはなさそうなメニューもラインアップしています。
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