各国の旧正月に合わせた2020年の休暇期間と合わせて、お正月にどのようなことをするのかを紹介します。
◆ベトナム「テト」
休暇期間:1月23日(木)~29日(水)
テトとはベトナム語の「Tet Nguyen Dan元旦節 」の通称です。
テトを過ごす際にベトナム人にとって欠かせない物は、伝統的な料理のバインチュン(もち米料理)です。
ベトナムではご先祖様に5種類の果物をお供えします。
北部では赤い果物を、南部ではココナツ、パパイヤなどです。
テト期間中は、ベトナムのレストランやお店の多くが閉まっています。
また、ベトナムでは数少ない連休なので、多くのベトナム人が帰省をしたり、旅行に行ったりします。
そのため、観光地ではホテル代、航空券などが高騰しますので、早目に予約することをおすすめします。
◆タイ「ソンクラン」、ミャンマー「ティンジャン」、ラオス「ピーマイ」、カンボジア「クメールニューイヤー」
休暇期間:4月13日(月)~15日(水)
上記の4つの国々では、旧正月を盛大にお祝いします。
有名な「水掛け祭り」です。
タイは特に有名で、多くの観光客が訪れることでも知られています。
元々は、仏像にお水を掛けてお清めする行事でしたが、現在では「大規模な水掛け祭り」になりました。
期間中は所かまわず水をかけてきますので、空港への移動中など、水を掛けられたくないときは注意が必要です!
◆シンガポール・マレーシア「春節」
休暇期間:1月25日(土)・26日(日)
シンガポールとマレーシアでは中華系民族が多いため、お祭りの内容や装飾に関しては中国と同じです。
両国のチャイナタウンでは、街全体を縁起のいい色と言われる赤一色でデコレーションします。
また、干支をテーマにした獅子舞い、爆竹などのパフォーマンスを見ることができます。
シンガポールでは、アジア最大級のストリートパフォーマンス「チンゲイパレード」が開催されます。
中華系、マレー系、インド系など、多民族国家のシンガポールを象徴する各民族が、音楽に合わせてシンガポール・フライヤーの裏通りからF1ピットビルディングまでを、豪華衣装を着て練り歩きます。
ASEAN地域の旧正月は、日本にはない各国独自のイベントを体験できる貴重な機会です。
特にタイやミャンマーなどは、観光客も含めた盛大なお祭りとなっていますので、ぜひ足を運んでください。
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