新型コロナウイルス流行以前のシンガポールでは、マスクを着用する習慣がありませんでした。
そのため、電車内でもマスクを着用している私は、変わった人のように見られることもありました。
サーキットブレーカー後は外出時にマスク着用が義務付けられているため、全員がマスクをしていて、シンガポールにしては不思議な光景が広がっています。
12日には店舗や企業に対して、お客様と従業員の個人情報を記録するアプリの導入が義務化されました。
そのため、スーパーに限らずあらゆる場所でQRコードから入場時間、退出時間を登録することになっており、IDコード、電話番号、名前を登録しないと入ることはできません。
5月末頃、シンガポール政府は3回目のマスクを配布すると発表しました。
受け取り方法は従来のコミュニティセンターでも取得できるようですが、驚きなのが自動販売機を設置するとういうことです。
IDをかざすとマスクが出てくるとのこと。
これなら人から受け取らないためリスク回避ができますし、今後も活用できるのですばらしいと思います。
詳細はまだ発表されていませんが、一歩進んだ政府の対応を楽しみに今後の情報を待ちたいと思います。
こういう開発の早さにも驚かされます。
今まさに夏本番なシンガポール。
例年なら遊び盛りの子どもたち、運動不足解消で泳ぐ大人たちなど、老若男女がプールに集う時期です。
ですが、現在は公共はもちろんコンドミニアム内のプールも閉鎖されているため、すっかり運動不足です。
人々が運動する場所は公共の公園しかないということになりますが、こちらもQRコードで管理されています。
また、さすがシンガポールと驚いたことがあります。
この公園は、ロボットが試験的にパトロールしていることが告知されています。
人材不足ですし、暑いシンガポールの日中を考えるととてもいい取り組みだと思います。
密になっていると、キチンと警告するそうです。
日々探していますが、筆者はまだロボットに出会えていないです。
いつ頃パトロールしているか知らせて欲しいですが、国民が知っていたら意味がないため教えてはくれないですよね。
シンガポールは団結を呼びかけています。
例年でしたらナショナルフラッグは建国記念の日(8月9日)のタイミングで掲げるのですが、今回は前だおしで掲げることを推奨しているようです。
政府が、自粛を再延長するかもしれないため、まだまだ自粛生活は続きます。
でも、この危機を乗り越えられると信じて頑張りたいと思います。
日本とシンガポール、早く普通に往来できるようになって欲しいと願ってやまない筆者です。
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