2020年10月14〜17日に、フードサービス、ホテル、小売に関するタイ最大級の見本市「TRAFS 2020」がバンコクで開催されました。
14回目となる今回は、新型コロナウィルスの影響が懸念されましたが、タイでは流行をうまく抑制できていることから、オンラインではなく実際の会場で行われました。
入場者数は発表されていませんが、体感的には例年よりも明らかに少なく、新型コロナの影響を感じました。
国内外の業界団体からの強力な支援を得て、セミナーからデモンストレーションまで、豊富な内容で行われる同イベントの模様をお伝えします。
入場するにはイベントサイトのフォーム記入後、訪問客追跡アプリへのアクセスが義務付けられており、QRコードでチェックインして入場です。
飲食店に入店する際など、すでに当たり前の光景になりましたが、こちらでも入場するにあたってマスクの着用、検温、手の消毒は必須です。
フードサービス、ホテル、小売に関する、さまざまなブースが並んでいます。
主な出展企業は、下記です。
<ホテル>
・食品設備および備品
・冷蔵および冷凍装置
・洗浄装置および消耗品
・ランドリー設備
・ベーカリー包装
・食器/台所用品
・マットレスとリネン
・屋内および屋外インテリア
・車両/ゴルフカート
・アメニティ/スパ製品
・ユニフォーム
<コーヒー、ベーカリー、アイスクリーム、紅茶>
・コーヒー
・ベーカリー
・アイスクリーム機器
・材料と備品
・コーヒー豆/シロップ/付属物
・ベーカリー包装
<食品、飲料>
・肉および鶏肉
・シーフード
・インスタント食品
・食品成分
・乳製品/チーズ
・ワイン
・ビール
・お酒
・ハラル食品
<ホスピタリティテクノロジー>
・情報システム
・サイネージ/ LEDディスプレイ
・セキュリティ
前回も日本企業の参加は少なかったのですが、今回はほとんど見ることがなく、出展ブースも新型コロナの影響なのか、試食する際にマスクを外す必要のある食品販売よりも調理機器が多いように感じられました。
日本人はビジネス目的でタイへの入国が認められているとはいえ、影響は少なくなさそうです。
大型の設備機器からこのようなワッフルの調理機器まで、さまざまなメーカーがデモンストレーションを行いました。
こちらは鴨肉の各部位を扱う業者のデモンストレーション。
これはたこ焼き風に他の具材とあわせて焼いています。
食べやすくてイベントに適していますね。
調理の場面ではマスク着用などが徹底されていますが、規制緩和されている現在では、以前ほど厳重ではなくなっているように感じられます。
写真でも、来場者は試食のためだと思いますが、すでにマスクを外しています。
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