ホーチミンの日本人街すぐ側にある東屋ホテルタイバンルン(Thai Van Lung)1号店の2階に、指圧マッサージや鍼灸、整体の施術が受けられる治療院「アインズ(Ainz)」があります。
2015年12月にオープンしてから現在まで、在住日本人をはじめ、多くの方のカウンセリングを行い、痛みの根本の解決から再発防止の生活指導までトータルサポートをしています。
今回は「Ainz」院長の佐藤愛さんにお話を伺いました。
記者:ベトナム進出以前は何をされていましたか?
佐藤氏:学生時代から勉強会や講習会などに参加しており、卒業後は日本の接骨院で働いていました。
4年ほど、子どもからお年寄りまで幅広い年代の方々の治療にあたっていました。
鍼灸のみならず、オイルマッサージなどのリラクゼーションや、スポーツのけがに対する処置など、さまざまな分野での経験を積み、現在は「痛み」に対する治療をメインに行っております。
記者:ベトナム進出のきっかけを伺えますか?
佐藤氏:当時働いていた会社が、海外支店としてベトナム・ホーチミン店を立ち上げるということで、2014年に渡越しました。
初めはそれがきっかけでしたが、独立し現在に至ります。
元々独立、ましてや海外で、という考えは一切なかったのですが、現地でたくさんの方々と出会い、ベトナムの文化などに触れる機会が増えていくにしたがって、段々とその考えが変化していきました。
記者:ベトナム進出前に準備したことはありますか?
佐藤氏:渡越日ギリギリまでバタバタしていたので、ベトナムでの生活に関する情報や、現地での医療体制についての情報収集など、なかなか準備する時間がなく、勢いのまま来ました。
ただ、『水曜どうでしょう』(※)の「原付ベトナム縦断1800キロ」シリーズだけは、しっかり見直してきました。
(※)編集部注:『水曜どうでしょう』は北海道テレビ制作のバラエティ番組。北海道のスター・大泉洋が不動の人気となったきっかけの番組でもある
記者:立地を選んだ理由を聞かせてください。
佐藤氏:ベトナムでさまざまな方と会う機会が増え、たくさんのご縁がありました。
その中で、もし自分がホーチミンで独立するなら、東屋ホテルさんに入居させていただこうと決めました。
いざ、そのタイミングが来た時は、迷いなく今の場所に。
東屋ホテルさんに入居できなかったら、日本へ帰っていたか、他の海外へ行っていたかだと思います。
記者:どのようなお客様がいらっしゃいますか?
佐藤氏:今は日本人のお客様が9割、外国人のお客様が1割です。
症状としては長時間の移動や仕事で同じ姿勢を続ける方の身体への負担、ゴルフ・テニスなどのスポーツでけがをされた方が多いです。
あとは、慣れない海外生活でのストレスを抱える方もいらっしゃいます。
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