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スイーツ部門からも1つピックアップします。
2020年からちらほら見かけるようになったものの1つが「ソフトベイクドクッキー」です。
いわゆる「しっとり系」のクッキーなんですが、ここに来てインドネシアの食通たちの間ではちょっとした人気商品となっています。
蛇足ですが、インドネシアでは数年前もKue Cobi(クエ チョビ)という「半生のミニパンケーキ」がトレンドになったことがありました。
サツマイモではありません。
サツマイモに見せかけたパンです。
中にはサツマイモの餡が入っています。
Goguma Ppang(ゴグマパン)は韓国発祥の焼き芋パン。
韓国では新型コロナのパンデミック以前より流行していたようですが、インドネシアではコロナを契機にトレンドとなりました。
もっちもちの柔らかい生地で、優しい甘さのスイートポテト餡を包んでいます。
お店によってかなり味の開きがありますが、人気店のものは本当においしいです。
インドネシアの若い世代は「もちもち」で「伸び~る」食べ物に弱いです。
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こちらも昨年よりトレンドの波に乗り始めた食べ物の1つ。
Japanese Milk BunやJapanese Milk Breadとして売られていますが、日本の「牛乳ちぎりパン」です。
ちぎりパンにカラフルな色を付け、中にチョコレートやストロベリージャムなどバリエーション豊かなソースを挟みこむのがインドネシア風。
食感は柔らかくてふわふわ。
ちぎる時にもち~っと伸びるものが好まれます。
なぜならフォトジェニック(写真映えする)だからです。
昨年より現在まで人気が続いていますが、最近のJapanese Milk Bunはさらに柔らかくしっとりとしたものが人気のようです。
食べ物自体の香りや味よりも、食感に引っ張られるのがインドネシアの食通の特徴だと感じます。
こうして振り返るといくつかのキーワードが見えてきそうです。ざっと今回ピックアップしたものだけでも、下記のポイントが浮かびます。
・大容量でお得
・健康増進
・食感がユニーク(しっとり、ふわふわ)
・インスタ映え(伸びる、カラフル、パッケージがおしゃれ)
もちろんインドネシアにはさまざまな世代の人がおり、地域や宗教によっても嗜好(しこう)が大きく変わります。
ただ、若年層を中心とした「はやりもの」の傾向としては、多少参考になるのではないでしょうか。
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