—開店準備や開店後に現場で困ったことなどはありましたか?
当社の看板メニューである手羽先は絶対に妥協できないので納得できるクオリティのものを見つけるのに苦労しました。
また食材などに関して日本と違ったり、入手が困難だったりというのはありました。
そしてもう一つがスタッフ教育ですね。
—具体的には、どういった点でしょうか?また解決方法は?
ドリンクや料理などの追加注文を何度もお客様にお伺いに行く、といった日本の居酒屋では当たり前の接客が理解してもらえない。
オーダーをお客様に提供したら終わり、となってしまうんです。
そこで何度も伝えて行動に移してもらうようにしました。
—スタッフは現在何名いますか?また、コミュニケーション言語や方法などを教えていただけますか?
スタッフはキッチンとフロア合わせて13人です。
スマホの翻訳アプリなども駆使して英語でコミュニケーションをとっています。
また言葉で伝わりにくい点は、その場で自分でやって見せて覚えてもらうようにしています。
—平日と休日の平均客数とピーク時間帯は?
平日は午後5時からの営業で、平均客数は50人、ピーク時間帯は午後7時半〜8時ぐらいまでです。
土日は夕方4時半からの営業で客数は平日の約2倍の100人、ピーク時間帯は平日より若干早めの午後6時頃になります。
—「幻の手羽先」の他にどういったものがマレーシアで人気のメニューですか?
海外店のメニューは海外初出店となった香港のものが基本となっていて、実は日本では提供していない料理もあるんです。
マレーシアでは味噌煮込みうどん、名古屋のカレーうどんといった麺類と、ひつまぶしが人気があります。
—印象に残ったエピソード等がありましたらお聞かせください。
手羽先の仕入先から「今までこんなに手羽先の注文を受けたことがない」と驚かれました。
また試食をしてもらったら「手羽先がこんなにおいしいとは」と言われました。
専門業者さんからの言葉だけにいつにも増して嬉しかったです。
また当地在住の日本人のお客様から「初めて食べたけどおいしかった」との言葉をいただいたことです。
とにかく味を知っていただきたい、というのが基本にあります。
—最後に一言お願いいたします。
世界の山ちゃんの「幻の手羽先」の味を多くの方に知ってもらいたいです。
今まで食べたことのない方も、お近くにいらした際はぜご来店ください。
お待ちしております。
現在のところ定休日なしで営業している「世界の山ちゃん」。
近隣に在住している日本人のお客様の来店も多いとのこと。
だが意外にも来客の8割を占めるのはマレーシア人だとか。
将来的にさらなるマレーシア国内での展開が期待される。
世界の山ちゃん
Desa Park City,KL(デサパークシティ クアラルンプール)店
住所:Unit H-G-5 Brolock H.
Plaza Arcadia, Parkcity Town CenterDesa Parkcity,52200
Kuala Lumpur Malaysia
営業時間:Mon-thur 5:00-11:30 pm
Last Order 10:30・Drink 11:00 pm
Fri-Sat 4:30-11:30 pm
Sun 5:00-11:00 pm
定休日:不定休(irregular holidays)
URL:http://www.yamachan.co.jp/shop/outlet/mas_desapark.php
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