オムライスやナポリタン、ハヤシライスといえば、どれも日本人には昔懐かしく、なじみのある洋食です。
ただ、バンコクには意外と日本式の洋食専門店がありません。
そんなバンコクで、日本ならではの洋食を幅広く楽しめる貴重なお店が「MA MAISON(以下マ・メゾン)」です。
マ・メゾンは名古屋発のレストランで、タイ以外にシンガポールとマレーシアにも展開しています。
2019年にオープンしたバンコクの同店について、今回は紹介します!
マ・メゾンがあるのは、日本人在住者や日系飲食店が多いトンローです。
ドンドンドンキ(ドン・キホーテのタイでの店名)が入居する商業施設「ドンキモールトンロー」の3階にあります。
週末にはモール内でファミリー向けイベントが行われることもあり、このエリアでは集客力のある商業施設です。
マ・メゾンの店内は一部カウンター席もありますが、テーブル席がメインです。
店名のマ・メゾンとは、フランス語で「私の家」という意味だそう。
その名の通り、入店した瞬間にどこか懐かしい、温かさを感じるインテリアです。
在外邦人にとっては日本の喫茶店といった雰囲気で、とても落ち着きます。
週末に訪れた際の客層は、タイ人と日本人の半々ぐらいでした。
特にお子様連れのファミリーが多い印象です。
広い店内にもかかわらず、退店時には満席になっていました。
メニューはどれも、子どもから大人まで誰もが食べたくなるようなものばかりです。
オムライスの卵はとろとろタイプか、昔ながらのしっかり焼いたタイプ、ソースはデミグラスかケチャップを選べます。
デミグラスソースは一口食べると、素材である野菜のうま味をしっかり感じられます。
ちょっとビターな大人の味で絶品!
ふわふわの卵との相性が抜群です。
このソースはイチから作られる自家製で、濃厚な香りと風味を提供するために28日間じっくり煮込んでいるそうです。
こちらは目玉焼きとハンバーグがトッピングされ、下には卵が敷き詰められた夢のような「特製ハンバーグ&ナポリタン」。
ハンバーグはジューシーで、ナポリタンとよく合います。
洋食屋さんに来たら、ホワイトソースも味わいたいということでドリアも。
中にはケチャップライスが入っているのですが、アツアツとろとろのホワイトソースと最高の組み合わせ。
たまりません……!
また、お水は無料なのがうれしいところです。
スタッフの接客は日本式で、店内が混んでいても頻繁にお水を注ぎに来てくれます。
バンコクではフレンチやイタリアンなどの洋食店は数多くありますが、やはり日本式の洋食はまた別のおいしさがあります。
ほっとする味です。
これからさらに日本式の洋食が、タイで受け入れられていくことを期待します。
■MA MAISON ドンキーモールトンロー店
住所:3rd Floor, 107 Soi Sukhumvit 63, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok
電話:+66-2-301-0955
営業時間:11:00~22:00
URL(日本):https://www.ma-maison.co.jp/
URL(タイ):http://www.ma-maison.sg/restaurant/bangkok/index.html
Facebook:https://www.facebook.com/Thonglor555/
※1タイバーツ=約3.8円で換算
※別途、消費税7%とサービス料10%が加算されます
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介