ホーチミン市内、ベトナム人の若者が集まるローカルエリアを中心に展開する日系カフェチェーン「Chidori Coffee in Bed」。
ベトナムには簡易なプラスチック椅子の路上カフェから、最新のおしゃれなデザインで若者に人気のお店まで、至るところにカフェがあります。
さまざまなタイプのカフェがある中でも「Chidori Coffee in Bed」は、まるでドミトリーやカプセルホテルのように自分だけの空間でカフェを楽しめるとベトナム人の若者の間で話題に。
現在ホーチミン市内に7店舗運営されています。
今回は、2022年8月19日にオープンしたばかりのホーチミン市10区Vinh Vien店について詳しくご紹介していきます。
10区は1区中心街から北東方面5.5kmほどに位置し、ローカルの居住エリアという位置づけです。
物価が安いことから学生街としても知られています。
そのため、在住外国人が行くようなお店は少ないですが、最近はカフェを中心に外国人受けしそうな、リーズナブルでおしゃれな飲食店などが増えてきています。
「Chidori Coffee in Bed」は、そのコンセプトからベトナム人の若年層をターゲットにしていることもあって、今回新しくオープンした10区Vinh Vien店を含め、若者が多いエリアに積極的に展開しているようですね。
店舗によって造りは多少異なりますが、今回行った店舗では1~2階はコワーキングスペース。
そして3階以上は、まるでドミトリーのようにベッドがずらりと並んでいて、自分専用にそのベッドスペースを貸し切れます。
全体的に温かみのあるウッド調のインテリア、清潔感のある明るい店内です。
室内にはWifiやコンセントはもちろん、ブランケットや小型扇風機、デスクライトなども。
防犯のためにカメラも設置されています。
他にもお客さんがいましたが、若い女性が友達同士でそれぞれの時間をまったりと過ごしており、静かにゆっくりと過ごすことができました。
カーテンを閉めれば完全にプライベート空間に!
ベッドスペースを利用できる「コンボプラン」。
1時間から利用できる4つのプランがあり、滞在時間に応じてドリンクやスイーツが付属するなど、飲食メニューも異なります。
ドリンクはベトナム人の若者に人気のタピオカミルクティーやフルーツを使ったジュース、その他コーヒーなど種類豊富。
また、ほうじ茶や煎茶、抹茶を使ったドリンクもあり、日系らしさも感じられますね!
フードやスイーツも注文可能。
「Chidori Coffee in Bed」の魅力はベッド付きで過ごせるカフェであることだけではなく、ドリンクのクオリティが高い。
タピオカのもっちり食感、ほろ苦いほうじ茶とミルクフォームが絶妙で甘すぎず飲みやすい。
正直なところ、ローカルにあるカフェだと見栄えはよくても味が……なお店が多い中、ドリンクのおいしさも特徴かと。
いち早くホーチミンでベッド付きカフェを展開した「Chidori Coffee in Bed」は多くのベトナム人の若者を中心に人気を集めています。
日本ではマンガ喫茶のように個室空間のあるお店はたくさんありますが、ベトナムではまだ少ないです。
そこに着目して、いち早くホーチミン市内で展開させたのも成功の理由でしょう。
実際に利用させてもらって、設備の充実ぶりやサービスの良さ、自分の家以外でもこれだけ落ち着いて過ごせることに感激しました。
現在はホーチミン市内のみですが、今後の展開や活躍が楽しみですね!
■Chidori Coffee in Bed 10区Vinh Vien店
住所:360-362 Vinh Vien street, Ward 8, District 10, Ho Chi Minh City
電話:+84 383 1212 38
営業時間:8:00~23:00
Facebook:https://www.facebook.com/chidori.vn/
メインメニュー
教えてASEANコラム
お問い合わせ
人気記事ランキング
新着記事
国別で記事を探す
おすすめキーワードで記事を探す
ライター紹介