何回目かのタイ入りで、バンコク近郊の市場をまわった際、ロイヤルプロジェクトの野菜を発見した。ロイヤルプロジェクトとは、タイ農村部の貧しい農民を自立させる目的で45年前に始まったタイ王室によるプロジェクトで、農業や乳製品、食品加工分野において近代化を図ることで国を発展させようとプミポン国王自らが率いてきた。1969年にタイのプミポン国王がタイ北部を視察した際、生活に困窮し山岳地帯で違法なアヘンを栽培してしのいでいる国民を見て、農業により自立した暮らしが出来るようにと援助をしたのがはじまり。土地にあった農作物の選定からはじまり、近代的な栽培方法の指導、生産計画、農産物を利用した加工方法、配送、販売などトータル的に農民をサポートしている。現在ではロイヤルプロジェクトの商品が幅広く流通するようになっている。
佐藤代表はチェンマイから車で約1時間の郊外にある代表的なロイヤルプロジェクトファームを訪れ、規格や糖度など厳格な品質基準の元に生産販売されている野菜を食べて、その美味しさや管理体制に感動。一部どうしても入手出来ない素材を除き、「一日分の野菜がとれるカレー」などの素材にロイヤルプロジェクトの野菜の使用を決定した。
その他、タイでは特に食事の際4~6名といったファミリー客が多い中で、日本にはないカレー鍋などのローカライズ商品を投入している。
野菜を食べるカレーcampは、今後数年内にバンコク都内に3店舗の出店を計画している。
■企業情報
株式会社バックパッカーズ
代表取締役 佐藤 卓
■店舗情報
【サイアムパラゴン店】
住所
サイアムパラゴン4階
1 991/1 Rama 1 Rd,Bangkok,10330
面積 約40坪
席数 60席
営業時間
10:00〜22:00 (ラストオーダー21:30)
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