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カンボジア 飲食業での成功の秘訣~Part2

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皆様、こんにちは。カンボジア居住の熊谷です。
前回記事「カンボジア 飲食業での成功の秘訣~Part1」(http://e-asean.net/6834)に続き、今回はカンボジアの特徴として挙げられる、カンボジア人の所得の低さ、そして多国籍という観点から、飲食業での成功の秘訣を考えてみましょう。

まずは、カンボジア人の所得の低さです。
経済成長が著しいといっても、他の周辺諸国に比べて、まだまだ所得は低いといえます。
ですから、プノンペン周辺のレストランでも低廉な価格で出しているところが多いです。
欧米のカフェなどでは、3$~4$程度でランチを楽しむことができます。
ローカルならさらに安いでしょう。
ですから、仮に、高級感を出した食事を提供するとしてもそこまで価格を上げることはできません。
多国籍なカンボジアといっても、カンボジア人の占める割合はかなり高いといえるので、この所得水準の低さは必ず考慮する必要があるといえるでしょう。

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カンボジアはやはり周辺諸外国に比べて経済発展の点で遅れをとっており、所得水準が低い状況にあるため、経営を行う際には「戦略」が必要といえます。
経営の理論をある程度勉強しておき、戦略のある方法で、経営を行うことが重要です。
漫然とただただ努力したとしても失敗する可能性が高いです。
反対に、経営戦略をしっかり立てて、経営を工夫して行うならば、確実に成功しやすい環境であるともいえます。
理由は2点あります。

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まず1点目ですが、カンボジアは、まだまだカンボジア人で力を持っている層が少なく、多国籍の国といえるからです。
カンボジア人にも力を持っている人はいますが、中華系、韓国系、日系、その他欧米系、様々な国が力を持っており、それゆえ諸外国ほど、外国人が差別されるケースがありません。
多国籍で異文化に寛容な国ですので、努力次第でどんどんそれぞれの懐に入っていくことができます。
もちろん国の壁が全くないわけではないですので、そこは切り崩す努力が求められる所です。

この記事を書いた人(著者情報)

熊谷恵佑

仙台市出身 東北大学経済学部卒業

公認会計士 経営コンサルタント

カンボジアにて2015年より会計、税務業務を行う。日本にて、監査、税理士業務等を経験後、アセアン貢献を志し、カンボジアに移住。

 

 

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