ホーム >  カンボジア > 【カンボジア】カンボジアの税制~居住者・非居住者の区分について!

【カンボジア】カンボジアの税制~居住者・非居住者の区分について!

  • 友だち追加

そもそも、「居住者」「非居住者」、何が異なるの?

まず、この点を把握することが大事ですね。
居住者に区分される場合、非居住者に区分される場合、何が異なるのでしょうか。
それはズバリ、税金を計算する元となる「所得」の範囲が異なります!
所得範囲は以下の通りです。

カンボジア 居住者、非居住者 課税所得

 

ですから、居住者に該当した場合、申告すべき所得の範囲が増えることになるので、一般的には申告すべき所得金額が増え、カンボジアで納めるべき税金の金額が増えることになります。
そのため、居住者に該当しないように、うまく立ち回ることも必要といえます。
もっとも、たとえば、Tax on salaryの税率のように、居住者の場合
のほうが、税率が緩和されている場合もありますし、複数の国で、同じ所得が二重に課税されている場合には、「二重課税税額控除」の規定を適用できるケースも多いです。
必ずしも、居住者に該当することで、不利になるとはいえませんので、ご安心いただければと思います。
また、住所や居所をカンボジアに持っていれば、居住者という選択肢しかないケースも多々あります。
このように、年間のうち、どれくらいカンボジアに滞在しているかという点が、税務上の立場に影響しますので、その点に注意を払いながら、カンボジアでの事業の展開に励んでいただければ幸いです。

この記事を書いた人(著者情報)

熊谷恵佑

仙台市出身 東北大学経済学部卒業

公認会計士 経営コンサルタント

カンボジアにて2015年より会計、税務業務を行う。日本にて、監査、税理士業務等を経験後、アセアン貢献を志し、カンボジアに移住。

 

 

  • 友だち追加
海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介

G-FACTORYグループは、ASEAN進出を目指す飲食店オーナー、
外国籍人材の採用を検討している飲食店様を全面サポートいたします。