ドラゴン橋のしっぽ側から歩いて3分程、ダナンの中心街Tran Phu(チャンフー)通りにある老舗お土産店「HOA LY」(ホアリー)は日本人の奥様とベトナム人の旦那様ご夫婦で営まれています。
今回は奥様の高野さんに来越のきっかけからベトナムでの子育てについてなどお話を伺って参りました。
記者:高野さんの簡単な経歴を教えてください。
高野氏:ベトナムに初めて来たのは大学2年生の時で、クアンナム省にある「ジュンコスクール」へボランティアに行きました。
その時、主人に出会って大学4年生の頃からお付き合いを始めました。
主人は高校時代に日本へ交換留学していたので、また日本に来る可能性もあったことと、私自身いきなりベトナムに移住するのには躊躇があったので、大学卒業後3年間は2人で目標を立てて、遠距離恋愛をしていました。
私は3年間アパレル関係の仕事をしており、その間、主人はハノイで日本語ガイドとして働いていました。
25歳の時にハノイへ移住し、半年はハノイ外語大でベトナム語を勉強し、その後、日系旅行会社のツアーカウンターや現地広告会社の営業をし、2009年に主人の故郷であるダナンへ移住しました。
当時、ダナンにはまだ日本人の女性在住者も少なく、日系企業も少なかったので不安になりましたが、ハノイで働いていた現地広告会社へ中部事務所開設を提案し、丁度JETROからの短期間の仕事もあったため、事務所を開設することになり、2015年まで働きました。
その後、2014年より主人が始めていた土産店で一緒に働くことになりました。
記者:何故、土産店にしたのですか?
高野氏:主人は日系企業の管理職をしていたのですが、体調を崩して退職し、ダナンでの起業を考えていました。
直行便のタイミングや、ダナンにまだ全くお土産屋さんがなかったことから、土産店を始めることに決めました。
私は自分が土産店をやることは想像していなかったのですが、元々ベトナム雑貨は好きで、何となく「やりたいな」という気持ちはありました。
商品管理や選別、ディスプレイ等、結局アパレルでの経験が活かされて良かったと思います。
記者:何故この立地を選びましたか?
高野氏:現地広告会社の中部事務所がTran Phu(チャンフー)通りにあった為、何かあった時に事務所から走って行ける距離が良かったからです(笑)
元々コーヒーショップがあった場所を居抜きで使い、なるべく商品の仕入れにお金を掛けたかったので、工事費用はあまり掛けていません。
記者:営業時間を教えてください
高野氏:8:30-18:00です。
臨時便やチャーター便でお客様の増える時は20:00まで営業することもあります。
記者:どの様なお客様がいらっしゃいますか?
高野氏:8割が日本人、2割が欧米、中国、韓国等その他アジアからのお客様です。
元々日本からのお客様の為に始めた土産店なのでスタッフは全て日本語対応可能です。
記者:人気商品BEST3を教えてください。
・ベトナム刺繍巾着 70,000VND~
3種類の大きさがあり、普段使いから旅行時の荷物整理にも使い易いです。
・SAPOオーガニック石鹸、コスメ 100,000VND~
ホイアン在住の日本人の奥様が作っているオーガニックコスメ。
自分用にもお土産用にも人気で、繁忙期には入荷待ちになる程。
・少数民族ハンドメイド雑貨 160,000VND~
ベトナム北部の少数民族、マイチャウの方々が布から手絞り・手染めで製作している雑貨です。
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