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【ベトナム】ホーチミン唯一の日系オーダーメイドスーツ店WWork Styleの女性オーナーを直撃取材

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オーダーメイドと聞くと、どこか憧れの響きを感じる一方で、なんとなく敷居が高いと感じてしまうもの。
しかし、ここベトナム・ホーチミン市には、気軽且つ安価でフルオーダースーツを作ってくれる日系テーラーがあるとの情報をキャッチ。
今回は、中心部1区にある同市唯一の日系オーダーメイドスーツ店WWork Style(ダブルワーク スタイル)の小野澤僚子オーナーへのインタビューをお届けします。

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-小野澤オーナーの経歴について教えていただけますか?
「日本で会社員をしていた頃から、ずっと海外で働きたいという夢を持っていました。
縁があってベトナムで働く機会があり、その後、独立して自分の店を構えました。
最初にオープンしたのは、メンズとレディース両方を扱うオーダーメイド店で、そこを3年程経営してから、2016年8月末にWWork Styleをオープンしました。」

– WWork Styleのコンセプトは何ですか?
「以前の店では、どちらかというと女性のお客様が多かったのですが、“仕事”というのをキーワードに新しいことを始めたいという想いがありました。
スーツは、お客様に“仕事”で着ていただくお洋服であるというのと、わたくしたち店側の縫い子だったり、スタッフだったりの“プロとしての仕事”という意味合いから、
より専門性を持ったメンズ向けのオーダーメイド店にしました。」

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-既製服店ではない、オーダーメイド店ということで、オーナーのこだわりの部分をお聞きしたいんですが…。
「やはり既製のものですと、一方のサイズを合わせると、他の部分のサイズが合わなくなってしまうので…。
WWork Styleでは、料金的にも手間的にもお客様に手軽にオーダーメイドを提供することを心掛けています。
他のローカル店でも、料金が安かったり、縫製の期間がすごく早かったりはするのですが、やはり日本のお客様が行くとなると、言葉の壁もあって細かいニュアンスが伝わりにくいという問題があります。」

-なるほど…。そうすると、オーダーメイドならではの着心地には到達しませんね。
服作りに対するこだわりという部分ではどうでしょう?
「やっぱりベトナム、日本、欧米では、それぞれ型のサイズ感が違うんですね。
縫製担当の縫い子もベトナム人向けにやっていると、なかなか日本人向けの型に慣れていなかったりするんですが、
当店では、日本のお客様が多いので、日本人の体型に合ったもの、流行のスタイルを取り入れたりと、日々改良を重ねる努力をしています。」

-フルオーダースーツですと、完成までの期間はどれぐらいでしょう?
「他のローカル店と比べると、少し時間がかかってしまうのですが、目安としては10日前後いただく感じとなっております。」

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この記事を書いた人(著者情報)

Jun_Usami

1981年生まれ、愛知県名古屋市出身。2005年に日本語教師としてベトナムに渡り、2010年までホーチミン市内の日本語学校、外国語センター、大学などで勤務。2011年からベトナム情報配信サイトの運営会社で翻訳・編集業務を担当。2013年にベトナムと東南アジアサッカーの専門サイト「ベトナムフットボールダイジェスト」を立ち上げる。日本の各サッカーサイトやベトナム、カンボジアのフリーペーパーなどでコラムを連載中。

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