最近マレーシアの首都、クアラルンプールで人気の食べ物があります。
それはなんと、Family Martのソフトクリーム!
「今行列ができるほど人気」だという噂を聞き、早速私も実際にマレーシア内のいくつかのFamily Martを回ってみました。
実はマレーシアでFamily Martを見かけるようになったのは、つい最近のことです。
今までセブンイレブンはあったのですが、ローソンやFamily Martなどはありませんでした。
そんな中、去年くらいから、クアラルンプール内でFamily Martが仲間入りしました。
今は、MRT(クアラルンプール内にある交通機関)の駅や大型ショッピングモールの中を中心にFamily Martの店舗をちらほら見かけます。
マレーシアのローカル感が漂うセブンイレブンに比べ、Family Martは日本のコンビニらしさが反映されているように感じます。
実際、Family Martに行ってみると、Family Martの入り口付近に大勢の人が集まっていました。
観察していると、比較的多くの人が買い物ついでにソフトクリームを買っている様子です。
レジの行列に並んでいる人もいれば、もう買い物を終えてソフトクリームを立ち食いしている人もいます。
行列に並んでまでソフトクリームを買うというのは本当だったようですね…
その日は休日だったということもあり、家族連れも客も目立ちました。
彼らは子供のリクエストでアイスクリームを買っている様子。
4〜5人家族で2つのアイスクリームを分け合い、食べている姿も目撃しました。
私も早速ソフトクリームをオーダーすることに。
特に今は「抹茶ソフトが人気」との情報を得たので、私も迷わず抹茶ソフトをオーダーしました。
抹茶ソフトは2,9RM(79円/2018年2月現在)。
見た目は普通の抹茶ソフトで、日本のソフトクリームと変わらないように見えます。
コーンは硬めのワッフルコーンで、少し高級感があります。
コーンがチョコレート味(?)なのか、焦げ茶色をしています。これが抹茶ソフトの色としっかりとマッチしていました。
相性は抜群です。
実際に食べてみると、抹茶味がほろ苦く、日本で食べるのと変わらないクオリティーのソフトクリームを食べることができました。
クアラルンプール在住の友人(日本人)に
「なぜFamily Martのソフトクリームがそれほどまでに人気だと思うのか」
と聞いてみました。
すると彼は、
「クアラルンプールでクオリティーの高い美味しいものを食べようと思えば、いくらでも食べることができる。
しかし、そう言ったものは全部高い。
でも、Family Martのソフトクリームは、クオリティーが高く、しかも安い。だからみんなが食べたいと思うのではないか」
と彼なりの意見を述べてくれました。
マレーシアの物価は日本の3分の1と言われています。
それでもクアラルンプールの物価は高く、特に東南アジアの中では比較的物価の高い都市だと言われています。
そんな所に実際に住んでいる人の意見です。
やはりみんな美味しいものを安く食べたいのだというのが本音のようです。
そんな意見を、興味深く聞くことができました。
Family Martがクアラルンプールに出来始めて年数が経っておらず、まだ完全にマレーシアに根付いているとは言い切れません。
今後Family Martがどのようにマレーシア人に受け入れられていくのか、Family Martの存在がマレーシア人の生活においてどのような位置を占めていくのか、楽しみに見ていきたいと思います。
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