今回で12回目となる、Thailand Retail, Food & Hospitality Service 2018がバンコクで開催されました。
このイベントは飲食業に関連した製品を取り扱う企業や、食品製造の企業が参加した見本市で、参加国はタイ国内の企業を中心に、アジア周辺国、とりわけ韓国からの出展が多く見られました。
会場は、企業関連の人や自営業、親子経営風の人など様々な来場客で賑わいました。
今回のイベント会場となったのは、バイテック BITEC(Bangkok International Trade and Exhibition Centre)と呼ばれる、バンコク屈指の収容能力を誇るコンベンションセンターです。
BTSバンナー駅からスカイウォークで直結しており、主要エリアから好アクセスです。
総フロア面積は50,400㎡で、駐車場は総計4,700台収容可能です。
・厨房機器、製造機器、システム機器のブース
厨房の調理機器メーカーが多く参加していました。
フライ調理やコンロテーブル、ミキサーにコーヒーメーカー、大型冷蔵庫に調理具などの小物、また、会計業務に付随したシステムや出力機器など多彩な出展でした。
ブースによってはデモンストレーションが行われ、中にはお菓子の製造まで見ることができるブースがあるなど、来場者も興味深く足を止めて見学していました。
・什器、サインのブース
主にショーケースなどの大型什器から、インテリアまで、店舗設計に欠かせない備品がコーディネートされ、椅子やテーブルを並べて、店舗内がイメージできるブースを出展されている家具メーカーなど見られました。
ウッディな家具による、ナチュラルな店舗設計を促すようなブースが多かったようです。
・食品、飲料水のブース
機器関係のみではなく、食品や料理などの出展もありました。
特に和食の定着の影響で、近年タイにおける日本茶の進出がめざましく、スーパー・コンビニではいろんな種類のお茶が売られるようになり、そんな人気のお茶のブースも見られました。
・日系企業ブース
日系企業の参加では「KENWOOD」の、業務用から一般ユーザーにも使えそうなコーヒーメーカーやミキサー類。
象印はコーヒーメーカーや、汁物等までカバーできるようなサーバー。
リンナイはお馴染みの大型ガステーブルが展示されていました。
飲食業界を支える機器やサービスの見本市では、積極的にブースのスタッフに質問するなどの活気が見られ、今後の店舗設計に貢献する有意義なイベントとなったようです。
イベント名:Thailand Retail, Food & Hospitality Service 2018 (12 th Edition)
会場:BITEC, Bangkok, Thailand
ホールナンバー:102-103
面積:15,000 sqm.,
日程:2018年7月12日-15日 (10.30 am. – 7.30 pm.)
オーガナイザー:Kavin Intertrade Co., Ltd
オフィシャルサポーター:Thailand Convention & Exhibition Bureau (TCEB)
提携サポーター:Thai Exhibition Association(TEA)
Thailand Chefs Association
Thailand Culinary Academy
Food and Beverage Management Association of Bangkok
Executive Housekeeper Association
Hotel Human Resources Management Club (HHRMC)
Franchise & License Association (FLA)
ターゲット訪問者:15,000名 タイ国内及び、タイ国外40カ国以上
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