先日エレベーターに乗っていた時に聞いたタイ人女子大生同士の会話です。
「タピオカミルクティー買ってから行くね」
「タピオカ抹茶ミルクの方が美味しいよ」
「本当?じゃあ今日は抹茶ミルクにする!」
バンコクで抹茶はもはや一時の流行ではなく、定番と化していてスイーツを選ぶ際の選択肢のひとつとして定着しています。
タピオカミルクティーの本場は台湾と言われていますが、今や東南アジアや東アジア全域、もちろん日本でも飲むことができます。
日本では最近約20年ぶりにタピオカブームが到来していますが、どこに行っても売っているというほどメジャーではなく、毎日学校帰りに飲む人も少ないでしょう。
しかし抹茶の本場は日本。
タピオカ抹茶ミルクはアジア食材と和食材の見事なコラボレーションです。
先日プラザアテネホテルへ食事に行った際のメニューです。
フレンチなのにまるで懐石料理のような盛り付け。
メインは和牛。
メニューには「beef」ではなく「wagyu」と記載されていました。
デザートはゆずのクリームロールとゆずシャーベット。
このコースは特に「日本風」としてメニューに載っているわけではなく、シェフが和食にインスパイアされて作り出された、正統派フレンチです。
しかも、シェフはオランダ人。
オランダ人シェフが和のテイストを盛り込んだフレンチを高級レストランでサーブしているという、人種のるつぼと呼ばれるバンコクを象徴するような食事でした。
逆に言えば、日本人だからと言って和食にこだわる必要はなく、日本人がタイに和のテイストを取り入れたハンバーガー店やイタリア料理店を出店しても成功の可能性はあるわけです。
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