大人気企画「HIGH vs LOW」!
舞台は先週に引き続き、シンガポールの日系スーパーマーケットです!
前回の野菜編でもお伝えしましたが、食料自給率が1割程度とかなり低いシンガポール。
食材に関しては、日本の方が圧倒的に有利のような気がしますが、いかがでしょうか。
前回の野菜編はこちら→【HIGH vs LOW】シンガポールと日本を比べてみた~野菜編~
早速、食材の価格を比較してみましょう。
今回は、シンガポールで消費が伸びている牛乳に加えて、さまざまな料理に使われるバター、和食では定番の食材でもある豚肉について比較します。
ちなみに、シンガポールでは乳製品や豚肉に関しても、ほぼ100%輸入品です。
【牛乳(1ℓ)】
まずは、牛乳。
そのまま飲んでもおいしいですが、朝食でグラノーラなどのシリアルにかけて食べる方も多いのではないでしょうか。
紅茶に入れたり、カクテルに使用されたり、その用途はさまざまです。
日 本:242円
シンガポール:約231円(SG$2.95)
なんと、日本の方が高いという結果に!
実は、シンガポールでも朝食にシリアルを食べることが増えたため、牛乳の需要がアップしています(出典:日本乳業協会「牛乳乳製品の市場調査及び日本製乳製品に関する調査~シンガポール編~」平成30年)。
また、天候不順による生乳の生産量の減少や離農者が増える一方という乳業界の現状から、日本では2019年4月に販売価格が上昇したことも影響していると思われます。
【バター(200g)】
調理の主役になるわけではないですが、あさりのバター炒めやホタテのバター焼きなど、居酒屋の定番メニューで必須のアイテムでもあるバター。
コクが出ることから、サッポロラーメンにも入っていますね。
日 本:398円
シンガポール:約539円(SG$6.90)
シンガポールの方が1.3倍高いという結果に!
シンガポールではバターの需要はあまり多くないため、やや高めでも問題ないようです。
ただし、自由貿易港を持つシンガポールでは、ヨーロッパの高級バターが日本よりも安く手に入るという情報も。
高級バターを使用するという飲食店オーナー様にとっては、朗報ですね。
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