※本記事は2020年11月10日時点の情報です。
第3波が猛威を振るっているマレーシアでは、連日、1日の新規感染者数が1000人前後で、11月7日には1755人と過去最多を記録しました。
9日には、4州を除いた全土に、再び活動制限令が敷かれました。
日々情報が変わるため、安定しない生活が続いています。
再び活動制限令が発令されたマレーシアですが、条件は州だけでなく地区によって異なります。
東京都に例えると、新宿区と港区で活動制限令が違うということです。
活動制限令はより厳しいものから、強化された活動制限令(EMCO)、活動制限令(MCO)、条件付き活動制限令(CMCO)、回復のための活動制限令(RMCO)の4段階があります。
一度はRMCOになり安定していたものの、東マレーシア・ボルネオ島のサバ州で再び感染拡大しはじめ、その後マレー半島でも増え続けています。
日本人が多く住むクアラルンプールでは、現在CMCOという活動制限令が敷かれています。
経理など一部の業務を除き、国から原則在宅勤務をするように求められていたり、CMCO対象地域をまたぐ移動は禁止されたりしていて、多くの人が自宅で過ごす日々です。
外出は可能ですが、さまざまな条件があります。
タクシー代わりとして利用されているGrab carや自家用車は、乗車定員が2人まで。
飲食店の店内飲食は禁止されていませんが、1テーブル2人まで、営業時間は22時までに制限されており、テイクアウトやデリバリーが主流となっています。
飲食店にとっては、来店客数が激減して厳しい状況が続いています。
ほぼ毎日、国から何かしらの発表があり、新規感染者が急増している地域などは、急にCMCOより厳しい措置のEMCOに変更され、住まいのコンドミニアムから基本的には出られなくなったりしています。
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