以前ご紹介しました「ダナン発祥のクラフトビール『7 Bridges Brewing Co.』」のタップルームが、2021年11月に新装移転されました。
場所はベトナム中部の中心都市・ダナン北部、ソンチャ半島入り口らへんです。
周囲にホテルなどの高層ビルがまだ建設されていないエリアで、ソンチャ半島の山を眼前に望め、静かで落ち着いた雰囲気。
オープンエアーな造りの店内で、正面に広大な海、左手には山、そして時々生演奏を楽しみながら過ごせる空間となっています。
今回はCEO(最高経営責任者)の牛見さんにお話を伺いながら、お店をご紹介します。
記者:移転先の立地はどのように選びましたか?
牛見氏:この場所は、もともと私の友人がレストランを経営していた場所なので、何度か来たことがあり、景色の美しさはよく知っていました。
新型コロナウイルスの影響で友人のレストランが閉店し、ちょうど話をいただいたのと、以前のタップルームの建物の契約が切れた時期とが重なり、前向きに検討を始めました。
中心街から距離がある点は不安でしたが、ビーチリゾートとして有名なダナン発祥のクラフトビール会社として、海を目の前にして弊社のビールを飲んでいただけるのは、とてもいいストーリーだと思い、最終的にここに移転することに決めました。
この景色は、他では得難いので、地元の皆さんにはもちろんですが、ダナンを訪れた観光客の方には大変楽しんでいただけると思っています。
記者:お店の特徴を教えてください。
牛見氏:今回の店造りとして、より女性に優しい店舗を意識しました。
以前のタップルームは、橋がテーマな会社だけに「工業的」な特徴を前面に出していたのですが、今回はそこから大きく舵を切り、「マリーナ」的な雰囲気づくりに努めました。
明るく開放感があり、カジュアルだけれども洗練されている、女性同士でもふらっと立ち寄れるような、そんな場所にしたいと思ったのです。
ですので、特に食事メニューもこれまでの「バーフード」から、だいぶ切り替えました。
記者:どのようなメニューに変更されたのですか?
牛見氏:ビールは25種類程のタップビールを用意しています。
今の季節だったら、5種類の黒ビールがとてもおいしいです。
食事は女性を意識した、より洗練されたスタイルになっています。
個人的なおすすめは、塩漬けサーモンのカルパッチョと水牛のタタキです。
他に、鴨などのメインディッシュも、グレービーソースがうまみたっぷりで、とてもおすすめです。
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