2022年3月10〜13日に、バンコクの展示会場BITEC(バイテック)において、タイの小売、食品、ホスピタリティサービスを紹介する「THAILAND RETAIL, FOOD & HOSPITALITY SERVICES (TRAFS)2022」が開催されました。
食品やホテル業に携わる多くの来場者で賑わった同イベントについてレポートします。
TRAFSはタイのホテルおよび食品業界に焦点を当てた、大規模な展示会として知られています。
新製品やサービスを紹介することでブランドの認知度強化ができ、ビジネス拡大のための機会を得られます。
<イベントインフォメーション>
イベント名:THAILAND RETAIL, FOOD & HOSPITALITY SERVICES (TRAFS)2022
会場:BITEC
ホールナンバー:EH 102
共同開催イベント:Thailand Franchise & Business Opportunities (TFBO)、ASEAN Retail
主催:Kavin Intertrade Co.,Ltd
日程:2022年3月10〜13日
URL:https://www.trafs.net/
<イベント会場情報>
会場名:BITEC(Bangkok International Trade and Exhibition Centre)
アクセス:BTS(高架鉄道)バンナー駅からスカイウォークで直結
駐車場:総計4030台収容可能
会場内は関連企業から視察に訪れた担当者、自営業と思われる人など、多くの方が来場していて熱心に製品の説明に耳を傾けていました。
日本人ビジネスマンの姿もあり、イベントの関心の高さがうかがえます。
日本の駅弁をイメージしたお弁当。
日本食が浸透しているタイでは日本風のお弁当を見かけることがありますが、おかずの豊富さや色のバランスはまだまだ及びません。
写真のような日本風のお弁当が、日系スーパー以外でも手に入るようになるとうれしいですね。
<自動販売機>
Fuji Electric(Thailand)の自動販売機の出展ブース。
日本のように自動販売機は多くないタイですが、近年複合商業施設などの建物内や、コンドミニアムなどの集合住宅に設置されているのを見かけるようになりました。
人気があったのがこのバリスタの自動販売機。
入れたてのコーヒーが飲める自動販売機は、タイでほとんど見た記憶がないため賑わっていたのかもしれません。
いずれにしてもタイ人はコーヒー好きだと改めて思います。
<日系ブランド>
象印の出展ブース。
業務用の大きなものから家庭向けのサイズまで、炊飯器が並んでいました。
一緒に展示されていたジャパンクオリティのタンブラーは、来場者も気になるようで、説明を聞いている方が多かったです。
ケンウッドの出展ブースでは、ミキシングマシンが並んでいました。
ケンウッドは、タイでは調理機器の他にカーオーディオでも知られています。
広いスペースで展示されいたリンナイのガステーブル。
現在タイの一般家庭では電気コンロを使うところがほとんどですが、業務用はやはりガスですね。
<ワークショップ>
ベーカリーワークショップではパン生地をこねるところなど、プロの技術を間近で見ることができ、オーディエンスもたくさん集まりました。
この他にもバリスタのワークショップなどが人気でした。
食品に関する機器や設備関連を多く見ることができました。
コロナ禍ということもあり、例年よりも会場スペースが狭く、来場者もビフォーコロナよりは少ない印象でしたが、飲食のフランチャイズ募集が積極的に行われているなど、少しずつ市場に活気が戻っていることを感じられました。
今後は、アフターコロナを見据えた企業の出展が増えてくることでしょう。
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