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「TEPPAN Mandaue」TOP INTERVIEW

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「埋まらない溝」の解決策とは

ー 日本で別事業を経営されていたとはいえ、飲食店、それも海外に初出店というのは思い切った挑戦のように思いますが。
そうですね。「飲食業」も「海外での経営」も初めてのことばかりだったので、ゼロから作り上げていくことは大変でした。市場に行って実際に食材を手に取り、食べることで質を見極めたり、日本から輸入する食材を決めたりと、目まぐるしい日々。ですが、店舗をイチから作り上げていく面白さを知りました。苦労のかいがあって、2017年1月7日に「TEPPAN Mandaue」がオープンしました。

ー 最も大変だったことは何ですか?
「人」の問題が1番大変でした。現在16人いるスタッフ全員がフィリピン人で、育ってきた環境、宗教など全てが異なります。何度トライしても日本人とフィリピン人との間で考え方、仕事に対する姿勢など、「埋まらない溝」がありました。当初はその溝をなんとか埋めようとしていたのですが、うまくいかず…。埋めるのではなく「現地の常識に従う」ことが大切なのだと学びました。

ー パートナー様に関してはいかがですか?
オープンして3年弱が経過したのですが、実は4回パートナー様が変わっているんです。日本人パートナー様、フィリピン人パートナー様どちらも経験していますが、あらゆる問題が発生しました。パートナー様にお願いしていた法人設立が進まず、店舗の物件の方が先に決まってしまい空家賃を支払う期間が長くなってしまったということも。今では「勉強代」だと思っています…(笑)。

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2017年にオープンした「TEPPAN Mandaue」

 

ー まさに「経験を買った」のですね。
そうですね。経験と時間により見えてくるものばかりです。セブ島に観光で訪れた時には良い部分しか見えていませんでしたが、移住してたくさんの方と関わるにつれ、人間性や価値観の違いなど見えてくるものが増え、徐々にフィリピン人の気質というか、国民性というものに合わせた対応をできるようになりました。その結果、2018年6月7日にはセブ市に2店舗目となる「TEPPAN Seaside」をオープンすることができました。

 

「TEPPAN Mandaue」の今後のビジョン・夢とは

ー 今後出店したい国、展開予定はありますか?
今後の国の成長率などから加味して、「カンボジア」には興味あります。
しかし、まずはフィリピンで「3つの直営店を経営する」ことを目標にしています。日本とは異なり、フィリピンでは直営店を3店舗経営すればフランチャイズ(以下、FC)展開する権利を得ることができるのです(2019年11月取材時点)。FC展開ができるようになれば、フィリピン国内での経営規模を広げることが可能になります。今後の展開が面白くなりそうですよね。75587518_453200171998389_8326564375615766528_n

 

ー 最後に今後の夢・ビジョンを教えてください。
「お客様に最高のサービスを提供するためには何が必要なのか」ということを考え、お客様との価値共創ができるようになること、です!

※1フィリピンペソ=約2.14円で計算

店舗情報

店舗名 TEPPAN Mandaue
業態 広島風お好み焼き
店舗住所 GF-6 THE SPACE A.S. Fortuna Street Banilad Mandaue City
電話番号 032 416 0983
営業時間 11:30~14:00、17:30~22:30
定休日 火曜
URL https://www.facebook.com/teppancebu/
MAP
備考 他店舗 海外 フィリピン1店舗(計2店舗)
この記事を書いた人(著者情報)

rin

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