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【TOP INTERVIEW】うどんや和食 どんのすけ 植田真一 氏、竹本良次氏

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「熱量」維持が海外進出成功へ近道

ー お客様の反応はいかがですか?
植田氏:しっかりと「コシ」のある麺と、カツオ節、サバ節、イワシ節など、日本から取り寄せた食材でとった味に深みのある出汁との組み合わせで、日本人の方にも満足いただけるうどんを提供できています。また、割烹店での8年の板前経験を活かして開発した和食メニューへの満足度も非常に高いです。出店当初は、90%が日本人のお客様でしたが、外国人が多い高級住宅街として知られる7区に位置することも起因し、徐々にローカルや韓国人の方の比率が増えていきました。

ー 在住外国人の多いエリアというと、母国に帰国など、新型コロナウイルスの影響は少なくなさそうです。
竹本氏:ベトナムでは短期間で規制内容の変動があるのですが、デリバリ―が可能な時期の売上は昨年同月比70~80%にとどめることができました。コロナ禍以前よりデリバリーを導入していたことと、人気メニューである「お弁当販売」に早めに着手できたことが要因かと考えます。

ー 海外進出を検討している飲食店オーナーの方にアドバイスはありますか?
竹本氏:「海外進出をしたい!」という「熱量」が1番のポイントかと。進出を考えるにはさまざまな経緯があると思いますが、常にその想いを忘れず、行動し続けることが成功の近道なのではないでしょうか。「熱量」が現地でどうやったら伝わるのか、認めてもらえるのかをしっかり落とし込むことが大切です。

特製のスープで軽くしゃぶしゃぶし、2種類のたれを付けて食べる「特上牛肉しゃぶ炊き鍋」

「どんのすけ」今後の夢・ビジョンとは

ー 現在の店舗展開について教えてください。
竹本氏:前述通り、ホーチミン7区に「うどんや和食 どんのすけ」、うまい米と炭火焼がコンセプトの「炭焼きや和食 かどはち」の2店舗を構えています。「炭焼きや和食 かどはち」はドミナント出店をしていきたいという想いから2019年12月にオープンしました。こちらは、日本で同ブランドを展開している株式会社Kings Knowの代表とのご縁により出店させていただいています。

ー 今後のビジョンとは?
植田氏:常に、店舗の拡大を大きなビジョンとして掲げています。しかし、現在は新型コロナウイルスの影響もあり、店舗拡大以外の手法も模索しなければと考えています。

ー 最後に「夢」は何ですか?
植田氏:「本物の日本食を世界の人々に」という経営理念の基、ベトナムを起点として、他の国にも精力的に展開をしていくことです!「幅広い和食の知識があること」が弊社の強みだと考えており、新業態開発をはじめとした新たな取り組みを行ってまいりますので、楽しみにしていただきたいです。


店舗情報

店舗名 うどんや和食 どんのすけ
業態 うどん・和食
店舗住所 968 Nguyễn Văn Linh, Tân Phong, Quận 7, Thành phố Hồ Chí Minh
電話番号 +84 76 496 5384
営業時間 11:30~22:00
URL https://udon-mivang.com/
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rin

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