シンガポールは、規制緩和や税制優遇などを武器に、世界中から富裕層が集う経済的な豊かさを誇っています。
所得水準が世界トップクラスであることから、ラーメンや鉄板焼きなどを提供する日系企業も多数進出しています。
同国で勤務し生活を送る際に積極活用したいのが、有力チャレンジャーバンク(※)の一角であるレボリュート(Revolut)シンガポールです。
そこで今回は、レボリュートシンガポールのサービス内容を解説します。
(※)チャレンジャーバンクとは、新規に銀行業務ライセンスを取得し、既存銀行が手掛ける送金や両替などのサービスを全てモバイルアプリ上で提供する企業のことを指します。
レボリュートは世界各国に1000万人を超えるユーザーを誇る英国拠点のチャレンジャーバンクで、今まさに勢いに乗るフィンテック(※)企業の一角です。
(※)フィンテックとは、金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、テクノロジーを活用した革新的な金融サービスを指します。
レボリュートは単一アプリ上で、両替や送金などの分野において画期的な金融サービスを提供しています。
同社のアプリでは28ヶ国の法定通貨の両替に関して、1ヶ月あたり9,000シンガポールドル(約69万円、4月8日時点)まで手数料が無料です。
ただし、それを超える場合には0.5%の手数料が徴収されます。
上限金額までであれば無料のため、レボリュートアプリをうまく使いこなすことで、コスト節約を実践できるでしょう。
また、レボリュートでは150ヶ国を超える国々のインターバンクレートでの両替が可能です。
為替レートには顧客向けのカスタマーズレートと、銀行間の取り引きに利用されるインターバンクレートがあります。
通常、街中の両替所や銀行などで両替する場合、カスタマーズレートが提示されますが、一般的にインターバンクレートと比較して不利なレートになります。
その点、レボリュートではインターバンクレートを用いるため、より有利なレートでの両替が期待できます。
次に、国際ATMでの引き出しに関しては、1ヶ月あたり350シンガポールドル(約2万7,000円、4月8日時点)まで無料です。
ただし、こちらもその金額を超える場合2%の手数料がかかります。
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