マスカラフェスティバルというものをご存知でしょうか?
微笑みの都市と呼ばれるバコロドで毎年10月に開催されるお祭りで、フィリピンのお祭りの中でも最大級と言われています。
マスは英語で「たくさんの」、カラはスペイン語で「顔」を意味します。
1980年代、砂糖の市場価格が下落し、サトウキビの生産を主要産業としていたバコロドは大打撃を受けました。
さらに、同じ時期に地元民が乗船していた船が事故に遭い、700人もの命が奪われるという悲しい事件が。
この悲しみから抜け出し、人々を元気づけようと地元のアーティストや市民団体が自らを奮い立たせ始めたのがこのフェスティバルです。
現在では、世界中から集まった人々をハッピーにする、アジアを代表とするフェスティバルとして人気を集めています。
街中では大きさ・柄ともに様々なマスクが売り出されたり、飾られます。
お祭りでは、笑顔のカラフルな仮面と衣装を身にまとい、ストリートダンスや楽器の演奏、コンテストなどが開催されます。
特に、各学校や地域単位でパフォーマンスを披露し合うストリートダンスが最も盛り上がりをみせています。
バコロドへは、マニラから飛行機で1時間強、空港から市内までは車で10分と好アクセス。
アンラッキーなこともラッキーに変えてくれる魔法のようなお祭り、皆さんも参加して幸運を呼び寄せてみてはいかがでしょうか?
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