ホーム >  インドネシア > 【インドネシア】バリ島デンパサールでレジ袋廃止政策開始

【インドネシア】バリ島デンパサールでレジ袋廃止政策開始

LINEで送る
Pocket

asean190128kantong2
インドネシア最大の観光地、バリ島。
現在、この島の小売流通市場で大きな変化が起きている。

それはレジ袋の完全廃止だ。

昨年12月24日、プラスチック包装容器に関するバリ州知事令が公布された。
これにより、デンパサール市内にある小売店でのレジ袋提供が順次取りやめになる。

日本ではスーパーマーケットでのレジ袋有料化が進んでいるが、コンビニエンスストアでは未だ無料でレジ袋が提供されている。
一方でバリ島が目論むのは、レジ袋そのものの廃止政策である。

その影響は既に、大手飲食チェーン店にも波及している。

ファストフード店の決断

日本でもお馴染みのKFC。
インドネシアでは、マクドナルドと並ぶ外資系ファストフード店の巨人として君臨している。

そのKFCだが、デンパサール市内の店舗では今年からテイクアウト用のレジ袋の扱いを中止した。
asean190128kantong1
飲み物を入れる小さな袋はまだ提供しているものの、複数個のボックスが入る大きな袋はもう扱っていない。

利用客は予め自前の袋を携帯する必要がでてきた。
もちろん、これがバリ州の狙いである。

世界最大の島嶼国家であるインドネシアだが、それ故にプラスチックゴミの海洋投棄は国際問題に直結する。
国内でも市民の投棄するゴミが川を塞いでしまう、ということも起こった。

特にレジ袋は再生が利かないものでもある。
自然分解もされず、人間が処理しなければ未来永劫に渡って残ってしまう。

小売店でも順次廃止

 

ファストフード店だけではなく、コンビニ各店もバリ州の決定に従っている。

どんなにたくさんの買い物をしても、店員が気を利かせてレジ袋を提供するということはなくなった。
今のところデンパサール市内に限った取り組みとはいえ、ある日突然レジ袋を完全廃止してしまうという強権ぶりは、インドネシアならではとも言える。

しかし、それをしなければゴミ処理問題に歯止めがかからないというのもまた事実だ。

なお、バリ島内でも特に外国人観光客を集めるクタとレギャンはデンパサール市ではない。
従って2019年2月現在は、まだレジ袋を取り扱っている店が大半だが、いずれ政策の施行はデンパサール市から拡大するはずだ。

首都ジャカルタでも実施間近

同様の政策が首都ジャカルタでも実施されようとしている。

既に各小売大手は、レジ袋有料化などの取り組みを始めている。
ジャカルタでもバリと同様、市民の捨てるプラスチックゴミが社会問題となっているのだ。

レジ袋廃止の政策は大手企業運営店舗だけでなく、個人経営の店舗にも適応される。

レジ袋撤廃運動が市民の基礎知識として定着するかはまだ未知数ではあるが、この話題は外資企業にも大きく関わることだと言えるだろう。

LINEで送る
Pocket

海外展開にご興味ある方は
なんでもお気軽にご連絡ください。
> 24時間受付OK> 24時間受付OK

メインメニュー

教えてASEANコラム

お問い合わせ

お電話でのお問い合わせ
WEBでのお問い合わせ

フォローはこちら

人気記事ランキング

新着記事

国別で記事を探す

おすすめキーワードで記事を探す

ライター紹介