筆者はこれまでに多くのASEAN諸国を訪問してきました。
訪問の目的は妻や友人たちとの旅行、国際会議や現地調査など多岐に渡りますが、これまでの訪問では多種多様なホテルに泊まってきました。
これまでのホテル滞在から、今回は皆さんにASEANを訪れる際のホテル選びのコツを伝授したいと思います。
ASEAN各国によってホテル事情は少なからず異なりますが、今回は何回も訪問しているインドネシアのケースを紹介します。
まず、ジャカルタやバリ島、シンガポールからも近いビンタン島など、日本人も多く旅行、滞在する場所です。
旅行や出張など、人によって事情や予算が異なるので一概には言えませんが、現地のホテルを選ぶ際は“4つ星以上のホテル”をおすすめします。
ハイアットやマリオットなど5つ星の欧米系高級ホテルなら間違いはありませんが、現地価格といってもかなり高いので避ける人も多いと思います。
そうなれば自然に4つ星以下を検討することになりますが、ぜひ4つ星ホテルを選んだ方がいいでしょう。
特に、清潔感にデリケートな方ならなおさらです。
4つ星でもシャワーの水が非常に弱い、ロッカーのカギが壊れていたなどの経験を筆者はしましたが、日本の3つ星ホテルに近い感覚なので(もちろん4つ星でも差はある)無難な選択肢と言えます。
また、現地の3つ星以下では、日本では考えにくいこともしばしばあると思います。
筆者はお金のない大学院生の時、男3人でバリ島に旅行した際、1泊500円くらいのところに滞在したことがあります。
そのホテルはざっくばらんとした雰囲気で各国の旅行者同士が仲良くなれる環境のため、筆者も多くの外国人観光客とビールやワインを飲んでいたのですが、“お湯が出ない”、“夜になるとトカゲやイモリなどが入ってくる”、“ドアは破壊しようと思えば壊せるレベル”などを経験しました。
男だったから特に大きな心配もありませんでしたが、女性であればかなりきつい環境だと思われます。
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