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ASEAN最大の国土面積と人口を抱える大国「インドネシア共和国」

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ASEAN(東南アジア諸国連合)10カ国の中で「一番大きな国土面積」と「一番多い人口」を持ちあわせているインドネシア共和国、通称インドネシア。
大小さまざまな島々によって構成されるインドネシアには3カ国(東ティモール、マレーシア、パプアニューギニア)との国境が存在しています。
インドネシアの人口は約2億5500万人(世界第4位)でこれは、日本の総人口(約1億2600万人)の約2倍となっています。
またASEANの盟主とされており、ASEANの本部が首都のジャカルタに置かれています。
今回はASEAN創設に尽力し、ASEANの発展とともに経済成長を続けているインドネシアの魅力について迫ってみたいと思います。

インドネシアの基本情報

国名:インドネシア共和国
略号(ISO):IDN/ID
人口:約255,000,000人(2015年,インドネシア政府統計)
面積:約1,890,000㎢(日本の約5倍)
首都:ジャカルタ
公用語:インドネシア語
宗教:イスラム教(約90%)、キリスト教、ヒンズー教、その他
特徴:東南アジア最大の国土面積を有し、約2億5500万人(世界第4位)の人々が暮らしており、その中でも約1億3700万人(総人口の約6割)が全国土面積の約7%しかないジャワ島で暮らしている。
主産業として、鉱業、農業、工業を営んでいる。
主な業種は、「製造業」「農林水産業」「卸売・小売・飲食業・ホテル」がある。

インドネシアと日本の関係

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インドネシアと日本は1958年に平和条約を締結し、国交を樹立。
平和条約を締結して以降、歴史的、経済的、政治的な繋がりを確実に緊密なものとしてきています。
インドネシアは日本にとって最大の輸出相手国であります。
また、日本はインドネシアへ輸出する金額以上の輸入も行っています。
主に輸入している物は、「天然ゴム、液化天然ガス、石炭、鉱物、紙パルプ」等の天然資源です。
日本のエネルギー輸入に占めるインドネシアの割合は、「石炭→14.9%(第2位)、液化天然ガス→7.2%(第5位)」となっており、日本にとって重要なエネルギー供給国となっています。
天然資源以外には、えびやマグロ等の海産物やコーヒー豆の輸入も行っています。
第二次世界大戦時には天然資源を求めて日本がインドネシアまで南進を行った過去もあります。
さらに、日本はJICA(国際協力機構)を通じて、インドネシアへの開発援助も行っています。
- 日本の援助実績 -
・無償資金協力 2.68億円(2015年度)
・技術協力   59.70億円(2015年度,JICA実施分のみ)
近年では、防衛関係で協力も行っており、自衛隊が能力構築支援事業を実施。
2004年のスマトラ島沖地震では、インドネシア側からの要請に基づき、2005年と2006年に自衛隊が派遣されています。
これらの協力関係にあることでインドネシアとは友好的な関係を築けており、親日家が多いと言われる所以となっているのではないでしょうか。

インドネシアの食文化

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インドネシア国内においての食文化として有名な料理は【インドネシア料理】でしょう。
日本人のイメージとしては、「香辛料の国」といったイメージがあるのではないでしょうか。
インドネシア料理とは、多民族文化が反映された各民族の様々な料理のことを包含して言います。
多くの島で構成されているインドネシアは、諸外国との交易などにより近隣諸国の影響を多く受けています。
しかし島々で影響を受けた国や文化が違うためインドネシアの中でも地域によって様々な趣向を凝らした料理がみられます。

- パダン料理 -
・西スマトラのミナンカバウ族の、スパイスが効いた料理。
インドネシアで人気の料理で、ほとんどの都市で食べる事ができるでしょう。
- バリ料理 -
・国際的に観光地として人気、あらゆる種類の食事を楽しむことができます。
- ジャカルタ料理 -
・多くの料理が華僑に由来しています。
元は中国の料理であるナシゴレンやバクミゴレンもアレンジされ、インドネシアで人気の料理となっています。

インドネシアの経済

インドネシアは基本的に農業国とされています。1960年代に稲作の生産力増強に伴って品種改良事業の強化を行いました。高収量品種の苗がたくさん作られる事で、農村に普及し栽培が始まります。この結果、1984年には米の自給を達成する事となりました。
農林業で特に生産量が多いものは、「ココナッツ、パームオイル」が挙げられます。
・ココナッツの生産量 世界第1位(2014年時点)
・パームオイル生産量 世界第1位(2016年時点)※輸出量においても世界1位
また多くの鉱業資源にも恵まれていて、1980年代には日本の支援の基に、アサハン・ダムとアサハン・アルミ精錬工場の建設が行われています。
独立後に政府が行った、主要産業の国有化と保護政策により工業が発展する事となりました。しかし1997年のアジア通貨危機により、インドネシア国内の経済状況は混乱状態に陥ります。その後IMF(国際通貨基金)との合意によって国有化していた企業の民営化などの経済改革を実施。すでに伸び始めていた個人消費もあり、GDP成長率は2008年には約7%となりました。

インドネシアの今後の展開

現在のインドネシアの経済は堅調さが感じられます。主要新興国の中で、経済成長率が2000年以降一度もマイナスになっていないのはインドネシアだけです。天然資源や農作物に恵まれた環境にあることで、今後も国内需要だけでなく諸外国との貿易によりさらなる成長を遂げると予測されています。
1997年のアジア通貨危機による政治社会情勢の混乱で治安が悪化したときには、日本企業の進出が後退していました。しかし2000年大に政治社会情勢が安定してきたことで、アジアの進出先として再度インドネシアを検討している日本企業が増加しています。東南アジア最大の人口(約2億5500万人)を持つインドネシアの潜在的価値は高いものと考えられます。是非インドネシア進出をご検討されてみてはいかがでしょうか?

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