問:キャリアアップを目指すなら、仕事中心に生きるのが日本の考え方ですが、そこが違うのでしょうか?
谷さん:違うと思います。
人生を豊かにする道筋が大きく異なっている感じです。
日本では、仕事の転勤に合わせて家族全員がついていくケースがよくみられますが、ベトナムでは家族、子どもの教育を中心に仕事の選択が変わります。
子供が小さいうちから、よい教育を受けさせたいという考えを持っている人が多く、それは外国語の習得だったりマナーだったりするのですが、ベトナムの教育よりも先進国の教育を受けさせたいと考える人が多いので、家族ごと海外に移住し、その国で子供に教育を受けさせるケースが目立ちますし、それを目標としている人が多いです。
問:なるほど。自分というより家族の将来を考えている印象なのですね。
問:最後に、カヤックハノイの今後の目標を教えてください。
谷さん:これまで、ゼロからWeb、ゲーム、VR等のエンタメコンテンツをつくる案件などを、高い技術力を持つチームが少数精鋭で行ってきました。
この方向は変えずに、さらに最先端の技術の追求を目指していきます。
そしてカヤックハノイからもサービスを提供したいと思っています。
問:ありがとうございました。
ベトナムに進出するIT企業は増加の一途ですが、一方で技術者の定着率の悪化や、給与の大幅なアップなど、その経営環境は変化し続けています。
6年半もの長期に渡りベトナム技術者とタッグを組んできた谷氏の知見は、IT企業はもとより、多くの企業に役立つものではないでしょうか?
カヤック・ハノイ
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