ジェーズ・ゲート・ダイニングはいわゆるフードコートではあるが、高級寿司店や京都老舗の茶舗なども出店している。
そのため食事の価格帯が幅広いのも特徴。
うどんなどはRM15(約410円)ほどからの値段設定だが、築地の味をそのまま食べられる寿司店などでは、日本と相違ない値段。
マレーシアの物価を考えると一般的なフードコートというよりは、かなり高級志向ではある。
だがASEANの中でマレーシアは、シンガポール、ブルネイについで、1人あたりGDPは3位で9,503米ドル(約1,016,070円)。
ちなみに4位につけているタイは5,908米ドル(約631,689円)となっている(※1)。
さらに外食文化や富裕層の多い中華系マレーシア人を中心とした日本食ブームも追い風となっている下地もあるため、潜在顧客といった観点では魅力があるように思える。
今回は、オープン1ヶ月後の日曜の午後と平日のランチと実際に足を運んだ。
フードコートという出店形態のため、さまざまな日本食が予算に応じて食べることができる、というのは強みであるように思える。
客層については以下のような印象だった。
【日曜の午後2時過ぎ】
マレーシアのランチライムは午後1時-1時半ぐらいから1時間ほどのことが多い。
この日は日曜ということもあり、家族連れが多かった。
家族三世代、グループなど5人以上で外食をする姿が多い印象。
これはマレーシアではよく見かける光景。
モスリム、ヒンドゥ教徒など文化や宗教的な背景もあって、使われている食材を慎重にチェックしている様子も見受けられた。
店頭に、食についてのちょっとした説明を書いたボードなどがあるとよいかもしれないといった印象。
【火曜のランチタイム】
近隣にある企業などからと思われるビジネスマン、ビジネスウーマンが多め。
どちらかというと、すでに日本食に親しんでいる様子も。
フードコートのため、グループで先に席をおさえてそれぞれ食べたいものがある専門店へと向かう姿が見られた。
中には2店舗ほどはしごして購入しているケースも。
熱帯のマレーシアにあっても屋内はエアコンがしっかりと効いているため、熱々の鍋焼きうどん、ラーメンなども人気があるようだった。
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